寝ている時間以外はずーっとエッセイのことを考えていた私(と、同士のkobuさん)。
12週間チャレンジが始まって一週間で、もう正直ヘトヘトで、学校に行くと「え?!さりー目ヤバいよ!寝てないの?!」(←寝てはいるけれど、頭を使いすぎて疲れ果てている)とクラスが若干ざわつき、クラスメイトがハグしてくれたり、手作りクッキーを持って来てくれたり、皆の優しさが身に沁みます…流石コミュニティサービス専攻の皆さん。弱っている人に対してとても敏感で、クラスメイトが私の専属ケースワーカーあるいはカウンセラーのようになっています。。。笑みんな10歳くらい年下で、それぞれ経済的にも、学業と仕事の両立でも大変な状況なのに、私の事を気遣ってくれるその優しさにじんわりと涙が出ると同時に、「私ったら本当に自分の事しか考えてないなぁ…なんと心が狭い人間なんだ・・・こんな人間がコミュニティサービスやらソーシャルワークをやっても良いのか…
」と自分に対する嫌悪感を覚えたりしていました。
さて、IELTSに話を戻します。
私は朝6時半に起きてエッセイを書く→学校に行っている間にフィードバックをいただく→書き直す(最初は2回-4回くらい)→新しいタスクをいただく、というルーティーンで生活しておりました。これ、さらっと書きましたが実際にやるととんでもない負荷で、それもあり一週間(どころか3日くらいで)ヘトヘトになっておりました。
そして追い打ちをかけるように?何度Hibiki先生からフィードバックを貰ってもタスクを外し、議論の方向性を見失い・・・を繰り返し、もう自分の能力の低さに絶望の嵐です精神的にも追い詰められていきます
が、ある日突然!少しだけ、ほんの少しだけ希望の光が・・・観光が与える負の影響を述べるエッセイのフィードバックをいただく際にHibiki先生がPREPの書き方を画面越しに実演してくださり、議論が「抽象的なことから具体的なことに、流れるように展開」される、ということがどういうことなのか、腑に落ちたのです。その後、パラグラフひとつだけ良く書けている!ということがちらほら出てくるようになりました。
そして忘れもしません、SquareClub課題タスクのプランニング講義の1時間前。Hibiki先生から突如「時間があれば、講義に参加する前にこのタスクのエッセイを書いてみてください」とのメッセージが来ます。今まで少なくとも3時間はかけて1本のエッセイを書いていたのですが、久々に集中して1時間で書き上げたエッセイ。
提出して数分経つと先生から・・・なんと!念願のトロフィーアイコン(SquareClubで目標スコアに到達する可能性が高いエッセイに与えられるアイコン)と共に「大変よくかけていました!ちょっとコツを掴みましたね!ほぼ、7.0クオリティですよ。」というメッセージが!やったー
その後に書いたエッセイ2-3本も良い評価をいただき、大分書き方を掴んできたのでした
その数日後、いつも通りエッセイを書いて提出した数時間後。先生から「いま少し話せませんか?」と連絡をいただきます。「あーあ、最近好調だったのに今回のエッセイまずかったか…」と勝手に失望していると
Hibiki先生「さて、いつ受験しましょうかね?さりーさんの心の準備が整っていればいつでもOKですよ」
私 「えっ、えええええ???!!!」
まさかの12週間チャレンジ2週目にして、受験GOサインをいただきました。数週間前まで「もう今年の出願は無理かぁ~」と思っていた私にとって、衝撃の急展開です。
その場で5日後の試験に申し込むこともできたのですが、正直まだ心の準備ができていなかったので、約2週間半後の8月30日の試験に申し込み。
また先生から「全部で何回受験しますか?」とも。
私は最初「3回」と答えましたが、先生の「受ければ受けるほど、7.0が取れる確率は高まる」という言葉にそそのかされ(?笑)、また大学院の期限が近いことも考え「スコアが出なければ5回は受けるかも知れません」とお答しました。(最終的には6回受験することになるのですが・・・)
12週間チャレンジ最初の2週間は本当に大変でしたが、生活の中でIELTSを最優先して、十分な時間を費やしたことで、比較的早くに7.0の"コツ"を掴むことができました。(ちなみに先生曰くこの"コツ"、これまで最速で習得された生徒さんは2時間で習得されたそうです。異次元すぎます)
しかし、コツを掴んだからと言ってそう簡単にうまく行かないのがIELTSの難しさ。私はこの後、精神面で沼にはまっていきます・・・
(続く)