さて、旦那とのこれまで編の続きです![]()
付き合い始めて暫く経ち、くまと長野の温泉へ行くことに。その時レンタカーでたまたま電気自動車の日産リーフが格安で借りられたので、リーフを借りることにしました。これが悪夢の始まりとも知らず・・・![]()
この時のリーフはまだ初期型で航続距離がかなり短く、1時間半~2時間ほど走ったらPAかディーラーで急速充電(30分でほぼ満タン)、を繰り返す必要がありました。ちなみに行きの運転は運転に慣れているくまが担当![]()
とあるPAに着いた際、目的地まで残り60km程度のところで、まだ充電が航続距離110km分ある(リーフはメーター部分に「あと〇km走れますよ」という目安の表示があります)とのことだったので、「こりゃ大丈夫だろう」と充電せずに出発。
45分くらい走っていると気付けば結構充電が減っている。”次の充電スポットはどこかな~”と探したところ・・・
え、暫くないやん![]()
ないどころか、この先山道・・・![]()
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しかし引き返しても、高速を途中で降りても充電器はなさそうなので、若干心配ではあるがそのまま進むことに。
山道は想像以上に電池の消耗が激しく、どんどん充電が減っていく・・・
真夏でしたが、節電のためクーラーを止め、窓を開けて運転。
航続可能距離5kmの時点で、最悪のケース(山道でガス欠ならぬ電欠)を想定して、必死にレンタカー会社に電話する私。
私:「何とか電欠を回避する方法はないですか?![]()
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」
レンタカー会社の人:「うーん、充電する以外ないですねぇ。本当に止まっちゃったら連絡くださいね~
」
私:「ええ・・・っ
」
そしてついには!航続距離が0kmというか、アスタリスク(*****)の表示に。(←0kmだとこういう表示になるんですね。(笑))いつ止まってもおかしくない状況。
ひゃーーーー![]()
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!!!こりゃマジでやばい![]()
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!!!こんな人影がない山奥に取り残されるなんて!!!
しかもどんどん辺りが暗くなっていく!!!
私もくまも冷や汗なのか暑いからかいている汗なのかわからんが、とりあえず汗びっしょり。。。![]()
と!!!!!
坂を下った先に軽井沢市役所が!!!
急速充電気があるではありませんかー!![]()
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奇跡!!!![]()
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・・・・と、言う訳で恐らく止まってしまうギリギリのところで無事充電することができたのでした~
ふ~っ![]()
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最終的に宿に着いたのは夜の9時。。。(笑)その時食事を用意して待っていてくれた旅館の方々には本当に頭が上がりませんでした![]()
この事件は、まぁ何でもないと言えば何でもない事件かも知れないのですが(笑)、くまは私がレンタカー会社に電話したり必死に何とかしようとしていたところを見て「この人と一緒なら、この先色々な壁や困難を一緒に乗り越えていけそう」と思ってくれたみたいです
くまは女性に対して「リードすべき男性がヘマをしたら責める」というイメージを持っていたようで(なんじゃそれ、って感じですが(笑))こうやって起こったことを自分事として捉え、一緒に対処したことに感動してくれたみたいです。
そうくまが思ってくれているとはつゆ知らず、私は「いやぁ・・・リーフ借りようと提案したの私だし、くまに嫌われるかも」とか心配していたのでした(笑)
時々二人でこの事件のことを思い出しては、「何かが起こった時は二人で解決する大切さ」を再認識しています。
これまでも色々な困難があったし、これからも色々な困難があると思いますが、お互いの事を尊重し合い、協力して問題を解決していく姿勢を忘れないでいたいです。
さて、この件にはオチがありまして・・・帰りは私が運転したのですが、80kmを保って、優しい運転(アクセルを強く踏み込んだりしない)をしていたら、全然充電が減ることなく、というかむしろ充電が余った状態で帰ることができたのでした
くまの運転が荒かったから充電の減りが早かったんですね
ちゃんちゃん。
その後、彼が関西に、私が東北に現場&工場実習でプチ遠距離の時期がありつつ、グアム旅行をしたり、四国を一周したり、楽しい思い出をたくさん作っていきました
(ちなみに千葉の南房総&鋸山と伊東が二人のお気に入りスポットです(笑))
そうこうして付き合って1年後。まさかの同棲スタート??!!
(続く)
ーーー近況報告ーーー
8月上旬にくまが5日間だけパースに遊びに来てくれることになりました![]()
そして来年7月でくまがいま暮らしている賃貸の契約が切れるので、そのタイミングでパースに来てくれそうなのですが・・・
スカイプで話すたびに本件に関してネガティブな発言しか出てこないくま
画面越しに「大丈夫だよ~何とかなるさ~ほら!貯金も結構あるし!」と明るく振舞っているが、彼のネガティブオーラに時々引きずりこまれそうになる・・・
彼はとにかく環境の変化を起こすことが苦手な人で、前職がブラック部署(7時-0時勤務が当たり前)で「このまま働けばうつ病になる」という産業医の診断が出ているのにも拘わらず、私が「一先ず転職コンサルタントに会って話だけでも聞いてみようよ」と言っても実際にカウンセリングの予約をするのに4か月くらいかかった。そのうえ転職先の内定が決まっても、「年収が10万円下がる」とか「福利厚生が今より良くない」とか言い訳してぐだぐだ悩んでいるのである。お金(しかも年間たったの10万円!)と良い福利厚生と引き換えに心と体の健康を失っては、何も意味はないことは明白なのに・・・。最後には「で、あんたは転職したいの?したくないの?どっちなの???!!!
」とブチギレた私。(笑) 腹をくくったあとは「ああ、すっきりした~
」とか言って楽しそうなくま。「はぁ、まったく・・・」という感じである。
何度か二人で占い師に見てもらったことがあるが、大抵「うーん!旦那さんが女性で、奥さんが男性のようですねぇ!」と言われる。笑 それを象徴するように退職前の年収は私の方がだいぶ高かったし(私を扶養に入れる際、私の退職前の年収を記載した書類を見て衝撃を受けたくま。笑)、私が海外出張から帰ると家庭菜園で作った野菜を料理して待っていてくれるような、家庭的なくまなのである![]()
正直転職の時と同様、何を言っても無駄で、実際に彼がこっちに来て生活を始めてみないと彼の不安は解消されないと思う。こちらに来るのが嫌になってしまうのは私の本意ではないので、あまりプレッシャーはかけたくないし、彼の気持ちやタイミングを尊重したいと思う・・・が、転職の時と同様、思いっきり背中を押すことも、どこかで必要かもしれないなぁ![]()