上矢印続きです

 

 

 

 

 

自分のことを「弱い人間」と思っていたのに

ここ最近、自分の本音と今までの自分の行動を振り返ると

「あれ?実は私は強い?賢い?」と思うようになった話しです

 

 

 

 

今まで散々他人からマウントされたりバカにされたり

大切に扱ってもらえないんだと思う事が多かったかけど

それは「自分が自分を大切に扱って無いからだ」という事は

最近理解出来るようになった。

 

 

 

 

 

そしたらやたらと思い出す記憶があって。

ハタチくらいの頃のこと、飲み会に行ったらものすごく酒癖の悪いクソがいて

そいつに友達が気に入られてしまってまあゴタゴタあって。

そのせいで私が損な役回りを引き受けるハメになり

結果なんとか無事に飲み会を終わらすことが出来たんだけど

その件は私にとってずっと

「惨めな役はバカな私が引き受けてお似合いだった」という記憶になっていた。

そもそも私は母からイヤな役目を引き受けることに慣れてるからしょうがないと。

 

 

 

 

 

 

でも最近思い出すのは

本当は当時腹の底で「このクソをいなせるのは私だけじゃね?」とも思っていたこと。

でも当時は「そんな横柄な事を考えてはいけない。そんなこと考える私は

このバカよりもバカという事になってしまう」と打ち消してきた

 

 

 

 

 

 

あの時上手くいったのは母からの扱いのおかげなんかじゃない

私がちゃんと頭を使って言葉遣いも空気も瞬間読んで選んで

それなりに賢く立ち回ったから上手くいったんじゃないのかな

 

 

 

 

 

 

はた目には「下手に出て相手の機嫌を取っていた」だけにしか見えなかったかもしれない。

でもあの場でそれが上手く出来るのは私だけだった。

心は削ったけど身体は守ったし、あの場で出来る限り最善の結果を出した

私がそうしようと決めて結果その通りになった。

・・・そんな出来事に思えて来た。

 

 

 

 

 

 

で今はこう思うことにした

私は世間一般的な感覚にはとても弱くて疎いけど

ある種の環境では私の感覚はとても賢くて強い」

 

 

 

 

 

 

 

・・・自分で言っといて恥ずかしい。

ただ、今の私の課題は「どんな自分も受け入れる」なので

この「パッと見横柄だろうと何だろうと、こう感じている自分」も受け入れようということで。

この感覚をどう使うかはまた別の話し。

 

 

 

 

 

 

でもこの感覚を受け入れるにはまたかなりの抵抗があった。

なんでかな~?と思っていたら母が出てきた。母が私に

「戦略を練ってはいけない。したたかで賢く立ち回るのはずるいことだから」

と教えたからだった。で私もそれを受け入れていて

「清廉潔白で居れば母にうけいれてもらえるかも」とか

「せめて精錬潔白でいれば他人からはじかれることもないだろう」とか

勝手な希望をもっていた。

 

 

 

 

 

 

母は常に

「『この子より私はマシな存在』と足蹴に出来る人間」と

「かつ私を守ることが出来る賢さを持った人間」を私に求めていたんだなと

ますます確信する。

しかも求めるタイミングは全部母の気分次第のものだからムチャクチャで。

どっちにしろ私には「私はバカな弱者だ」と思い込む道しか無かったように思う。

 

 

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

 

 

知人に「ともさんは強い」と言われた時

「あ~やっぱり私はか弱くなかったか。強いのを受け入れないとダメか…」と言ったら

「か弱いってどこが!爆  笑」と爆笑された。

「私はか弱くて誰かに守ってもらえる人間になりたかった…。

でもイヤな事されたら『あんなバカに負けてたまるか』って思っちゃうよね?」と言ったら

「そこだってーーw」と更にウケていた。

その人が言うには『負けてたまるか』といつも思う人は少ないらしい。

ダンナにも聞いてみたら「そんな事思ったことないかも…」と言われた。

 

 

 

 

 

そうか。私は強いのか。負けず嫌いにも程があるのか。

私は母の嫌う

「戦略的でしたたかでどす黒くてずる賢い面」

を持った人間だったんだ…なぜかまだショックを受けるこの不思議

 

 

 

 

 

そして最近、いろんな人を見て

「なんだ私だけじゃないじゃん」と思えるようにもなった。

一般的には息をするように戦略的にずる賢く動く人は多いなと。

自分の身を守る為にはある程度大事な事なんだなとかも思えるようになってきた。

でも実はもっと上手な「爽やかに腹黒い」人が居る事にも気が付いた。

そしてこのタイプの考えることは私にはさっぱり想像もつかない。

(私が得意とするのは母や夫のような「搾取しないと生きていけない人達」だから)

その人の事はまた他の機会に書いてみたい。

 

 

 

 

まだまだ私の「人間嫌い」のクセは治りそうにないけど

「あの環境で育ったんだからそうなっても仕方がない」と

これまた1ミリずつでも受け入れるようにしているから

そのうちまた何か出来る?見える?ようになることも増えるかも。