いままでは ほぼほぼ母にスポットをあててきたけど、

もう姉の事も全部吐き出してみようと思う。

 

 

 

 

そもそも姉が どうして私と関わるのを拒否しだしたかというと、

私が今までの鬱憤を 姉に直接言い始めたから。

父が死んだすぐ後の事。

 

 

 

 

私が小5で姉を諦めてから、父が死ぬ5,6年前までの約30年間、

 

姉の事でイヤな思いをしても 姉にしつこく文句を言ったことは無い。

母の事で手一杯で、姉の分まで構っていられなかっただけで

された事を忘れたわけではない。ちゃんと覚えていた。

 

 

 

 

父の葬式の後、今後の母の生活をどうしようかと姉妹で話をしていた時、

私は姉に 「母さんといると腹が立ってくるから、2時間も一緒には居られない」 

と話してみた。すると姉は

「いいんだよー。朋子は朋子なんだから、嫌な事はムリにやらなくていいよー」 と言った。

 

 

 

 

 

私は姉のこの言葉にブチギレた。

「今まで散々母さんと一緒になって、色々私に押し付けて来たくせに、 

私が嫌だと思う事も出来ないことも何もかも全部許してくれなかったくせに、

今更やらなくていい?なんだそれむかっ

いきなり良い人間ぶってんじゃねーよ…むかっ」 と思ったのだ。

 

 

 

 

 

昔からあの家では、私が私でいることを許してもらえない。

落ち込むことも悲しむことも、出来ないことがあることも、許してもらった覚えが無い。

母は私に怒り、姉は私をニヤニヤとバカにしていた。

 

 

 

 

 

私が私でいることを受け入れてくれなかったのに、

私は母と姉の感覚を 受け入れて当然と押し付けられる。

そんな中私は必死でやってきて、

今更いきなり まるで昔からそう思っていたかのように

「いいんだよー。朋子は朋子なんだから、嫌な事はムリにやらなくていいよー」 って。


 

 

何なんだ…むかっ

姉ちゃんもしかして、自分の事を良い人間だと信じている?

 

 

 

 

それまでの私は、姉にムカついても出来るだけ流して無視するようにしていた。

でもこの時に、もう我慢は出来なくなった。

試しに少しだけ 恨み事を話してみた。

すると姉は

「朋子が私を嫌っているのは感じていた。

でもどうして嫌われるのかずっと分からなかった

私は朋子を可愛い妹と思っていたし、仲の良い姉妹になりたいと今も思ってるよ」 

と言い出した。

 

 

 

 

…はあ?!ゲロー

 

 

続きます