それでもバイクに乗ろうと思ったのは、何か良い予感があったからなんだけれども。

何だろう……今日ほど、人馬一体感を終始感じられた日というのも無かった気がするな。
加速、減速、シフトチェンジ、コーナリング、全て意のままにというか、手の内に入れられているような。特別なことは何もしなかったけど、と言うかまあだからこそなんだろうけど、なかなかに気分が良かったよ。

ありがとう、相棒。今後ともよろしく頼むぜ。
というわけで、今日の収穫。

No.025:J.E.T.『Fede Speranza Carita』 ¥510
今日の目当ては、500円以内で名作映画のDVDを見繕う、というものだった。まあそれについては今後取り上げることがある、かも知れないという事にして。
そのついでに、まあお義理みたいな感じでCDのコーナーも見て回ってたわけです。とは言っても、本当に欲しいものとか今はそんなにも無いし、そうそう食指も動かんだろうと思いながら廉価の棚を見ていたら、
『消えゆく希望の灯/ジェット』
という、なかなかに目を惹く邦題に出くわしてしまった。
Jet - Are You Gonna Be My Girl
ジェット、と言えば、誰しもが想像するのは↑これでしょう。そう、ダイノジのヤツ(笑)。
とは言え、裏ジャケみたら1988とか書いてあるし、何よりその邦題のセンスはどう考えてもプログレだろうと(笑)。
で、調べてみた。どうもイタリアにそういう名前のバンドがあったのだそうで。ニルヴァーナやスキッドロウと同じパターンですな。
しかもリリース年は1972年。マジか、アレアとかより前じゃん。イタロ・プログレ創成期のバンド……激情ヴォーカルと確かな演奏力の楽器隊……もう食指動きまくりよ。食指ビンビン……よ、もう(笑)。
J.E.T. "Fede, Speranza, Carita"
オルガンに導かれて現れるファズギター。このリフの感じはアトミックルースター思い出すな。
ただヴォーカル入るとその印象は完全に吹っ飛ぶ。声質だけで言ったらデヴィッド・バイロンに近いか? と思う間もなく3拍子のジャズロックっぽい曲調、からの……っと目まぐるしい展開。ただ情念系ではあっても暑苦しすぎず湿っぽくなり過ぎず、ハードロックやプログレの真っ当な格好良さとイタリア独特の風味が丁度良い塩梅で混ざり合ってる感じ。
これは……当たりやね。
今年最高の収穫はファジー・ダックで決まりかなと思ってたけど、廉価という事も加味すれば、今作はそれに迫る勢いがある。
そして、たまにこういうのがあるからブックオフ巡りはやめられんのよね(苦笑)。回り続けていれば、ひょっとしたら何かに出くわすかもしれない、という……。もう散々言い尽くしたことではあるけど(苦笑)、改めてね。
良い予感は当たったね。2連休の初日としては理想的なムーヴだったと思います。明日は心置きなくグダろうかな、と(笑)。