収穫2022 その7 ──思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

皮膚科の帰りに寄った喫茶店でモーニングセットを頼んだのだけど、店の人が

「モーニングセット、よろしいですか?」

と言ったのを、

「モーニングセットでよろしいですか?」

と言ったのと聞き間違えて「はい」と答えた結果、モーニングセットを食べ損ねてしまった。

それがケチのつきはじめだった。



スーパーに置いてあったレシピで新たな料理にチャレンジしたのだけど色々上手く行かず、気晴らしに出かけたら出先で休日出勤の電話が入り、高速に乗ったら遅い車につかまり、下道に降りたらふらふら横断しかけた自転車の老人を轢きかけ……。

散々な気分のまま、それでも当初の予定通り近場の中古屋を巡ってみたのであった。
まあ、今欲しいものがどうせそうそう簡単に見つかるわけもないのはわかっていたのだけどね。



というわけで、今日の収穫。



No.014:Fuzzy Duck『Fuzzy Duck』 ¥1480
はい。










……まあ、その、何と言いますか。


とんでもない神引きしたときのニコラス武の反応、ノーカットver

脳内、こんな感じでしたね(苦笑)。心臓が止まるかと思った……いや、止まってたね数秒くらいは。
まあー、全部ぶっ飛んだわ。良くも悪くも、良きも悪しきも。


Fuzzy Duck - Time Will Be Your Doctor

というわけで、改めてこちらを。最初に見た時は開始1分以内で止めたわけだけど、そこから先で思わぬ展開をしてたのね。なるほど……いや、それ含めてむちゃくちゃ格好良いわ。



そもそもこのバンドの存在を知ったのは、久しぶりにハイ・タイドの『シー・シャンティーズ』を聴いたときに、そのカバーと言うかインナースリーブの裏側にジャケ絵が載ってたのが最初だったのね。



まあ、一見して「何だこれ?」とはなりますわな。どちらかと言うと悪い意味で(苦笑)。こんなジャケの盤が、格好良いなんて思えないでしょ(苦笑)。



ただ何となく記憶の片隅に引っ掛かっていたところに、手に入れたディスクガイドで再び発見。あーハードロックだったのね、とてもそうは見えんが……と思いながら記事を読んでたら、ある名前で目が留まった。

「元アンドロメダのミック・ホークスワース(b)や元タッキー・バザードのポール・フランシス(ds)も在籍した」

……マジでか、と。

Andromeda - Day of The Change

完全にジョン・デュ・カンの音、ではあるのだけど、これでもかってくらい動きまくるベースがギターと同等以上に主張してくるのも事実。このベーシストが、その後どういう足跡を辿ったのか気になっていたところだったのだ。

それで俄かに気になりだして、YouTubeの動画を見た瞬間にノックアウトされて今に至る、わけだ。まったく、良く探し当てられたものだよ本当に。


Fuzzy Duck - In Our Time

アルバム全体を見ていくと、もう如何にも「ブリティッシュ」としか言いようのない内容。
ハードと言えばハードだし、展開の多さからプログレッシブと言って言えないこともなく、しかしそのどちらにも寄りすぎていない。一筋縄ではいかないというか、悪く言えば煮え切らない感じ。
メンバー個々人の技量は高いと思うけど、それをひけらかすという感じでもない。曲の完成度とも相俟ってある種大人な感じが、虚仮威しの無さとして作用してしまったのが敗因なのかも知れないと思ったり。そうでも考えんと、この盤が売れなかったことについて納得がいかんわ。
……グループ名とジャケか(苦笑)。

欲しいと思っていたものが手に入った。良くも悪くも、今はそれが全てだ。
この盤がそれ以上の存在になるかどうか。今のところ、ジョン・デュ・カンには及ばないけどね。



まあ、とりあえず悪くない気分で休みを終えられそうで良かった。
……あと、ミック・ホークスワースって後年アルヴィン・リーとも組んでたんだとか。また欲しい盤が……。