収穫2015 その32 ――求めるのは癒しではなく―― | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

傷つき彷徨う男に、元町の中古CD屋は優しかった。



……というわけで(笑)、今回の収穫。



あ、置く位置間違えた(笑)。

まあとにかく、ボッコボコにやられた状態で三宮に降り立った僕の頭には、二つの言葉だけが渦巻いていた。
「プログレ」、そして「ラーメン」である(笑)。この二つが僕を癒す、否、僕を内側からぶっ叩いて凹みを凸ませてくれると、半ば本能的に察していたのだ。
……ラーメンはともかく、その日の夢見が悪かったのは寝るときにソフトマシーンの『サード』を聴いていたせいもあると思うのだけど(苦笑)。

No.047:Premiata Forneria Marconi『The World Became The World』
本当はペッカ・ポーヨラとかサムラ・ママス・マンナとか、手を出したこと無い所に挑んでみたかったのだが、結局目に付いたのはPFMの『甦る世界』だった。
……プレミアータ・フォルネーリア・マルコーニ。いつ読んでも良い名前だ。と言うかイタリアのバンドは格好良い名前が多い。バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソとか、アルティ・エ・メスティエリとか、イル・バレット・ディ・ブロンゾとか、フォルムラ・トレとか……まあ殆ど聴いたことないけどね(笑)。一番聴いたのはやっぱりアレアだな。

叙情とテクニックが高いレベルで融合した傑作だと思う。というか実は以前にイタリア語盤を買って持っていた(笑)のだけど、心なしか今回買った英語盤の方がとっつきやすい気がする。英語もイタリア語も聞き取れないんだけどね。

No.048:Premiata Forneria Marconi『Cook』
そのPFMのライヴ盤。というか、元町高架下のCD屋の価格設定は良心的過ぎる。
ライヴだけあって熱い。1曲目の疾走感が半端無い。……と言うか正直今回の3枚はまだ寝ながらしか聴いてない(苦笑)ので、これから聴き込もうと思う。

No.049:U.K.『U.K.』
元クリムゾンのジョン・ウェットンとビル・ブルーフォード(←この人の表記の揺れも相当だよな)、ソフトマシーンやゴングを渡り歩いたアラン・ホールズワース、そしてカーヴドエアやロキシーミュージックに在籍したエディ・ジョブソン。
……よだれが出そうな面子だが、得てしてこういうオールスターバンドって成功しないんだよねー、と思って聴くと、結構ぶっ飛ばされます(笑)。音の質感は結構80年代っぽいクリアな感じだけど、曲構成はプログレ以外の何物でもない。
そしてその音と音楽性のミスマッチが、どうも全面的に好きになりきれないんだよな。昔聴いた時もそうだったし、今聴いてもそれはあまり変わってない。



最終的には、家に帰って見たくるりの『Now And Then』のライヴ映像でようやく復活できた。やはり音楽が、僕を賦活してくれる。それは癒しでは決してなく、やはり叩き起こすような感覚だ。

そして、これが6月最後の収穫となる。
1月期7枚、2月期6枚、3月期6枚、4月期9枚、5月期11枚と来て、6月期は10枚
年間98枚ペースか。もうこれ100枚超え待ったなしだな(苦笑)。こんな筈では……。