2015年クラシック展望 その10 ――雨上がりの昼空に流れる―― | Everyday People Dance To The Music

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弥生賞 2015 サトノクラウン

……おっと、思わず変な声が漏れてしまった(苦笑)。まあPOG的には全くコメントの仕様が無いと言うかコメントしたくないと言うか、POGの話なんて出すんじゃなかったと思いたくなる結果だったわけだが、ともあれこれで無敗の弥生賞馬が誕生した。

キーストン
ロングエース
ハイセイコー
シンボリルドルフ
ダイシンフブキ
フジキセキ
アグネスタキオン
ディープインパクト
ロジユニヴァース
50回を超える歴史の中で、無敗で弥生賞を制した馬の顔ぶれは上の通りである。
それらの馬の全てが、2歳戦を含めてではあるがGⅠ級のレースを制している。その時点で勝っていなければ、春のクラシックの内必ずどちらか一つは手中に収めている。
その面子の中に、サトノクラウンが加わったわけだ。そして、それに相応しい強さだったと思う。

リアルスティールにも跨っている福永の選択が俄然気になる所ではあるが、まあ騎手というより馬主の意向ということになってしまうのかな。
と思いながら改めて見ると、堀厩舎のドゥラメンテを共同通信杯で負かしたリアルスティールの鞍上福永が、弥生賞で堀厩舎のサトノクラウンを勝たせたというわけか。ややこしい(苦笑)。
両馬の比較は難しい所だが、サンデーサイレンスを一滴も含まないサトノクラウンの方にやはり底知れなさを感じる。スプリングSの結果次第ではあるけど、牡馬に関してはもう僕の中では本命は決まってしまったかも知れない。

シャイニングレイにせよベルラップにせよ、はっきりした敗因のある敗戦だったのは間違いない。ここでの仕上がりが上位と比べてまだ緩かった、かどうかは何とも言えないが可能性は無いこともなかろう。
ただ、サトノクラウンやブライトエンブレム、タガノエスプレッソに出来たことを出来なかったのは間違いないことだし、それに対しての失望感は大きいと言わざるを得ない。
まあ巻き返しはとりあえずあると見ておいたほうがいい、のかなあ……。



今年のクラシックは本当に面白い。タニノギムレットの年に近いものを感じる。
多士済々の顔ぶれがどのように収斂、集約されていくのか楽しみでならない。願わくばそのぶつかり合いが古馬の面々をも押し切ってしまうものであればと思う。