2014年クラシック展望 その16 | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

唐突だが、今年の菊花賞馬を探すことにしようと思う。


日本ダービー 2014 ワンアンドオンリー

このダービーのような競馬を完遂できるなら、菊花賞もダービー馬が手中に収められそうなものだが、ここではそうならない可能性というものを考えようと言う趣旨である。

何度も何度も何度も繰り返し述べてきたことではあるが、フジキセキ×コジーン×クラフティプロスペクターという配合は、本来芝2400mを争覇し得るものではない。
が、実際にあそこまで健闘し(てしまっ)た、という事実を、イスラボニータの血統セオリーに囚われない底力と考えることも出来ようし、またさらに詳細に血統表をたどって行けば納得の行く答えにたどり着けるのかも知れない。
しかし同時に考えるべきは、その血統でも対応できてしまうようなレース内容であったという可能性であり、またそのレースに見事に対応したワンアンドオンリーの適性についても問われるべきなのではないだろうか。
実際イスラボニータ程ではないにせよ、ワンアンドオンリーの母ヴァーチュのタイキシャトル×ダンジグ×ミスタープロスペクターという累代も相当なスピード血統で、距離をこなすためのスタミナや底力といった重石になる部分は皆無であるように見える。恐らくそれがダービーで好位につけられた機動力を生んでいるのであろう反面、菊花賞で求められる息の長い末脚を担保するものには乏しい。

過去3年の菊花賞馬はいずれも神戸新聞杯を早目に仕掛ける競馬で圧勝し、本番でもその仕掛けを踏襲して見せた。
ワンアンドオンリーをどう扱うべきかは結局の所前哨戦次第ということになるが、もしその内容が物足りないものであった場合、本番で台頭するのは去年で言えばサトノノブレスやバンデのような存在であろう。


キネオペガサス 山藤賞 2014

距離延長にこそ妙味がありそうな馬、実際に長距離線を勝ち上がってくる馬を夏競馬の間に探してみようと思う。
現時点で一番に目に留まったのはプリンシパルステークス2着のキネオペガサス。中距離で先行して地力で押し切ると言うレース振りでここまで大きく崩れていないのが良い。ただセントライト記念が今年は新潟開催なのがどうかという所。札幌辺りの1000万下を使ってくる方が面白いと思うが。

……と言う感じで、夏競馬は楽しんでいくことにしたいと思う(笑)。