勝っても負けてもオルフェーヴルだ、と言うのは違う気がする。
エイシンフラッシュが同じように引退レースであろうが、ゴールドシップが俄然必勝の体制を整えてこようが、トーセンジョーダンやウインバリアシオンが復権を期して臨もうが、それら全てを蹴散らして金色で最後を飾る姿を見たい。
オルフェーヴルが勝つのを見たい。これが最後であるなら尚更である。
2011 第72回菊花賞 オルフェーヴル(HD)
もう何度繰り返し見たかわからないが、3歳秋初戦の神戸新聞杯とこの菊花賞のレース振りには非の打ち所が無い。この競馬ができるのなら、世界中のどんな相手が来ても歯が立たないだろうと思わせるだけの迫力があったと思う。
そして……実際の所、2年の時を経た現在の時点において、それをそのまま再現できたのはただの1レースに過ぎず、そのレースの鞍上は菊花賞を制したジョッキーではなかった。
2013 フォア賞 オルフェーヴル(HD)
今回の池添騎手がどのようにレースを運ぶのか、は、枠順が決まるまでは予想のしようもない所だが、完璧に振舞うまでもなく古馬GⅠを既に2勝し、世界にもその力を見せ付けたオルフェーヴルであるからこそ、今回は、今回こそは、完璧なレースを。
その望みを込めた馬券を、今回は買うつもりである。……時間が許せば、だが(笑)。