オルフェーヴルの宝塚記念回避について | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

ゴールドシップ、ジェンティルドンナ、フェノーメノの3頭が、それぞれに勝ちパターンを持っている一方でそこに嵌らなければあっさり敗れるという懸念もあるのに対し、凡そどのような展開・状況においても勝ちきれるがそれ以前の問題を上記3頭よりもより多く抱えるオルフェーヴル、と言う構図を、今回の宝塚記念においては想定していた。

その上でオルフェーヴルを、絶対の中心軸としてではなく、言わば勢力図の外側にいるジョーカーのような存在として本命に推すつもりであった。


2013年第57回産経大阪杯(GII) / オルフェーヴル 【480p】

いつものように髭を剃りながらだらだらと新聞を見ていて、スポーツ欄の片隅に「オルフェーヴル、宝塚、回避、肺出血」といった文字列が並んでいるのを視界の片隅に捉えた、その瞬間に思わずやや大きめの声を上げてしまった。
のだが、それはしかしニュース自体にと言うよりも、それを新聞記事で知ったことに対しての方が大きかったのかもしれない。本来なら、2ちゃんねるなり競馬情報サイトなりを逐一チェックしているのだから、新聞よりも先にその情報を目にしていて然るべきところだからだ。

ではニュース自体についてはどうだったのかと言えば……その予感はあった、とまでは言わないまでも、オルフェーヴルが宝塚記念に出ると言うことに、現実感が湧かないと言う部分は確かにあった。僅かではあったけれど。


2012 第91回 フランス 凱旋門賞 (GI) オルフェーヴル 2着 HD

それでもまだ、フォワ賞から凱旋門賞という可能性は完全に無くなってはいない。
実際歯車が狂った度合いで言えば、去年の天皇賞でのそれの方が余程大きかったとすら言えるし、立て直しは十分可能だ

それでも、僕の中でオルフェーヴルは終わった。

丁度、ジャパンカップを勝った後のウオッカのように、その後の戦いがあったとしてもそれは最早余禄でしかないというような、そういう感覚がある。
それが精魂振り絞った末の勝利/敗北ではなく不全によってというのが、オルフェーヴルらしいとしか言い様が無いのが悲しいが。



あるいはそんな感慨も、一つ火が消えてしまったという思いが強すぎるが故の一時の気の迷いで、その火がまた再び灯れば覆されるだけの物でしかないのかも知れない。
その気の迷いの記録としてのみ、今回の記事が残ることを祈る。