年明け早々強烈なカウンターのレバーブローのようなメールを頂いて、僕は停めた車の運転席に座った状態で倒れこむこともできずに、ただただ黙り込んでいた。
外には雪。
息も絶え絶えで何とか返信を終え、ようやく車を運転して帰れる状態にまで落ち着いて、そこで僕はまたしばし途方に暮れる。
こんな時、どんな音楽を聴こう?
凛として時雨 - 鮮やかな殺人
しばし、と書いたが、カーステに接続したiPodのアーティスト名を眺めているうちに、割と程なく答えは出た。
毒を制するには毒を以って、痛みは痛みで中和する。
何でもない時には頭痛の元にすらなるような音楽こそが、心の痛みに効く薬になる。確かに聴いている時僕は少しく痛快な気分になった。
……痛快、というのはしかし、痛みが快いということではないのだろうけれど。