音楽の効能 その12 | Everyday People Dance To The Music

Everyday People Dance To The Music

日々人は音と共に踊る

例えば寝る前に500mlのストロングチューハイを飲んだらその酔いが思ったよりもちょいヘヴィであった、というようなときに、何を聴くかという話である。



この場合、ハードロックやブルースロックはまず選ばれない。
例えばクール系のジャズやAORなんかでチルアウトするか、アーシィなロックでレイドバックするのも良いかも知れない。僕はツェッペリンでもレイドバックできる(主に中期以降のライヴ映像で)が、まあこれは万人にはお勧めしない。


Amon Düül II - Yeti (Improvisation)

昨夜、そんな状態で僕が選んだのが、アモンデュールⅡの『地獄!』だったのだが、ヘッドホンでそこそこの音量で流れ出した途端に世界が歪んで揺れ始め「あ、やばい」と思う間も無く何やらぐだぐだと曖昧になっていった。

サイケ、というのも一口では言えないジャンルではあるけど、一つの尺度として「脳を溶かす溶剤としての強度」というのはあると思う。
ピンクフロイドの『星空のドライブ』のラストの音が左右交互に振られる部分なんかで顕著に感じられるそれが、『地獄!』では手を変え品を変え提示され飽きる間も無くトリップできる。それも極めて合法的に。



まあ、それこそお勧めできない部類にはなるが。