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佐藤 祐介 

新たな人生へ

昨日もホーム試合。

PKを獲得して、

蹴る準備をしていたら、

ブラジル人選手が僕の所に来て、

「俺に蹴らせて欲しい。

自信を与えて欲しい」と。

一瞬考えた後、

「お前に任せるよ。

失敗しても責任は俺が持つから。

心配するな」と言って、

彼にボールを渡しました。

きっちり決めてくれました。




決めた後、

「ありがとう。これで、自信が持てた。

気持ちが楽になったよ」と、

伝えてきました。

同じ外国人として、

生き残る為には、

結果が必要だという事は、

よくわかります。

自己主張が日本人よりもはっきりし、

自分の結果にこだわる部分では、

他人を蹴り落としてでもいく、

集まりの中でも、

冷静に考えて、

キャプテンとして考えた時に、

一歩引いて、周りをたてるという事も、

時には必要だと思いました。




試合は3-2で勝利。

やっぱり今の立場は、

難しい判断を迫らる事が、

たくさんあるなと感じました。




この試合で、一回中断期間に入ります。

ゆっくり休みます。


昨日のホーム戦で負け、

早くも2連敗です。



ロスタイムに得点し、

今季3得点目ですが、

とても悔しいです。



かなりプレッシャーをかけてきます。

毎日色々な部分で、

板挟みの状態です。

その中でも、サッカーに集中し、

結果を出していかないと、

全ての責任を背負わなければいけないので。




毅然として、頑張ります。

ホーム開幕戦。




PKを任されています。


きっちり決め、今シーズン初得点です。





練習では、他の選手も蹴りたがり、


譲ろうとしない場面があったので、


真っ先にボールを抱えました。


「キャプテンは全ての責任を背負う覚悟が必要」。


いつも言われてます。


だけど、裏を返せば、


誰も責任を背負いたくないから、


僕にキャプテンを任せているとも思います。





恐らくこのPKを外したら、


キャプテンを辞めさせられていたでしょう。


そんな世界です。


だけど、キャプテンを他の選手に、


譲る気持ちは一切ありません。





結果は追いつかれ1-1の同点。


一つ一つ積み重ねていき、


みんなから信頼されるキャプテンになりたいです。


おやすみなさい。