佐藤 祐介 -27ページ目

リーグ再開しました。
中々コンディションが整えられず、
葛藤する毎日です。
助っ外国人としての能力に加え、
キャプテンとしての振る舞いも、
毎試合チェックされています。

去年よりもチームは、
厳しい態度で接してきます。
情などありません。
綺麗事は通じません。
自分は助っ人外国人だという意識を、
もっと自覚していかないと、
生き残れないなと。
試合は、2-0で勝利。

では、また。

今週は試合がありません。
なので、毎日2回、
厳しい練習の毎日です。
今年からチームは、
筋力トレーニングを強化しています。
前にも書きましたが、
オーストラリア人のイケメンコーチが、
メニューを作り、
みんなで取り組んでいます。
「日本人として生き残りたいなら、
身体を大きくし、黒人選手にも、
当たり負けしないようにしなさい」と。
色々な監督に言われました。
毎試合こういう選手との対戦です。
この選手は、プーケットの選手ですが、
練習中に彼とぶつかると、
痛くて仕方ありません。
タイに渡る前にあった75㎏の体重も、
今は80㎏を超えました。
今与えられたメニューを、
しっかりこなし、
この国のスタイルに、
合わせた身体作りは、
やっていかないといけません。
今のトレーニングをして、
良かったと思えるように、
これからもコーチと、
しっかり話し合いを欠かさず、
頑張っていきます。
若手育成に力を入れる事を、
評価される日本と、
同じ雰囲気がチームにあります。
今年は、チームが若返り、
19歳~23.4歳の選手がたくさんいます。
毎年昇格を目指していたチームも、
今年は昇格を公言していません。
結果が全ての世界で、
若手育成に力を入れられたら、
ベテランは必然的に必要なくなります。
今日、タイでも1、2位を争うチームと、
練習試合でした。
タイも素晴らしい選手が沢山います。
スペインリーグから帰ってきたエースは、
短い時間の中で、
圧倒する力を見せました。
こういう選手と、公式戦で、
真剣に戦いと思いました。
チームを移籍したいとか、
そういう意味でありません。
ただ、自分のサッカー人生を考えた時、
今チームが目指しいる、
若手育成の雰囲気に、
埋もれたくはありません。
「勝てなかったけど、内容は良かった」
この言葉は、うんざりです。
プロとしてやる以上、
もっと一つの試合の結果に、
強いこだわりを持っていたいです。
それが練習試合だとしても。
いつプロ選手として
終わりがくるか、わからない中で、
目の前の試合に全てをかけれなく、
なんとなく試合をこなして、
お金を貰う事になるぐらいなら、
さっと引退した方がいいです。
ここ最近、
ずっとモヤモヤしていた気持ちが、
ちょっとしたきっかけでわかりました。
キャプテンになり、
チームの事を沢山考えさせられ、
個人的に、
かなりプレッシャーをかけられ、
色々言われ、悩むこともある中で、
勝利に対するハングリーさを、
感じられない事を言われると、
やるせない気持ちでいっぱいになります。
もっとギラギラするような、
結果に対して殺伐とした雰囲気を、
出していた頃のチームの方が、
きつさはありますが、
やりがいはあります。
今モチベーションが、
下がってるわけではありません。
もっと頑張っていきたいと、
逆に思います。
プロとして過ごす時間は、
長くはありませんが、
こういった事を、
考える事は、自分自身が、
時の流れの虚しさを、
一番感じたくないからだと思います。
プロとしている間、
常にギラギラして、
いきたいです。
また明日から頑張ります!
今日は、2-2の引き分けでした。


