事の発端は1月。
なにやら八戸行きの深夜バスが激安らしいという情報を得た我々は、即座に調査隊を編成し、事実確認のため現地へ向かう算段を立てた。
とうわけで、今年の2月に八戸行ってきた記録です。
あらかじめ予告しておきますが、4割景色、6割飯テロです。
空腹時の閲覧には十分にご注意ください。
出発は2月8日の夜。
今回、調査隊は私を含め3名。
深夜バスの発着点がバスタ新宿であるため、集合場所は自然と新宿に。
今回のバスはSA休憩ありとのことなので、空腹時の補給やトイレの心配は無用だ。
とはいえ、さすがに何も食べずに向かうのはどうかというところではあるし、何よりもせっかく食い倒れるだけの旅行に行くのだから、前夜祭にちょっと呑んだっていいじゃないか。
ということで、我々が向かった先はCaSTLE ROCK。
バーガーとアメリカンなビールが楽しめるお店だ。
ボリューミーなバーガーにかぶりつき、雑にビールで流し込む。
王道には王道たる理由があるんです。
シンプルに、美味い。
ここでの話題は、主に冬の八戸の気温や天候について。
この日の少し前には最強の寒波なるものも到来していたため、防寒対策は想定しうる限りの万全を期したつもりではあるが、いかんせんこちらは積雪すら稀な関東の民。
気温の数字だけを見ても体感したことがないためにイメージが追いつかないのだ。
今回の八戸旅行では、冬ならではの観光をしてみようということで八甲田山の樹氷を見に行ってみようという計画もある。
なお、天気予報では八甲田山の気温、-15℃。
舐めてると、死ぬ。
そんな会話もあったため、今回の調査隊名は「八戸雪中行軍」と命名された。
なお、この不穏なネーミングのフラグは後日キッチリ回収することになる。
そんなわけで、調査隊一行はイイ感じにアルコールをキメてバスに乗車。
8時間の移動が始まる。
バス車内は4列シートでお世辞にも快適とは言えないが、各座席にコンセントが配置され、ブランケットやエアピロー、使い捨てのホットアイマスクや紙スリッパなどオプションは非常に充実していた。
もぞもぞと快適な睡眠ポジションを模索しながら、寝て起きてを繰り返す。
この当時は腰を痛めているタイミングでもあったため、あまり質の良い睡眠は得られなかったが、こればかりは格安バスである以上どうしようもない。
快適な旅行をしたい方はぜひとも札束ビンタで解決していただきたい。
ともあれ、積雪による行程遅れの心配も何のその。
バスは定刻通りに八戸駅へ到着。
これより調査隊は、冬季八戸のポテンシャル調査を開始する。