夏休み~そらちグルメフォンド参戦記~ ① | ごーいんぐまいうぇい!

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ふらりふらりと気の向くままに。日々迷走。ときどき暴走。とある自転車乗りのひとりごと。

どうも、随分とご無沙汰してました。ぽにです。

 

今回は北海道に遊びに行った記録です。

 

 

事の発端は、2017年8月。

とあるチャレンジライドのために北海道へと向かう算段を立てていた私に、一通のDMが届いた。

「チャレンジライドのルートに、北海道そらちグルメフォンドの一部ルートを組み込むことはできますか?」

もともと、そらちGFのコースに近い場所を走る予定ではあったし、通過時間も調整可能な範囲。なにより、“グルメ”の名を冠したイベントにお呼ばれいただいたということは、おいしいものを食べられるチャンス。

一も二もなく快諾した。

そしてトントン拍子に話は進み、気が付いたら特別ゲストとして開会式に登壇することになっていたり、サポートまで付けてもらえるという話になっていたりと、思っていたよりもはるかに手厚い待遇を受け、120㎞中40㎞程度の距離をイベントに参加させてもらった。

結果的にチャレンジライドそのものは途中リタイアという結果にはなったが、来年はぜひこのイベントに正式に参加してグルメと景色を満喫しよう。そう思わせるに足る40㎞だった。

 

そして4か月後。再びDMが届いた。

「来年のそらちGFに、準ゲストとして参加することはできますか?」

まさかのゲストとしての参加依頼。

断るという選択肢は微塵もなかった。

年度が明ける前から会社には夏休みは何があろうと絶対に確保するぞと根回しをし、地図を眺めては景色のよさそうな場所、気持ちよさそうな道を探し、北海道を満喫する準備を進めて半年。

その間に、声をかけていただいたけ~すけさんにより、そらちGF本番前に、ゲスト陣のみでニセコ方面を走る“裏々そらち”、ゲスト陣と有志で千歳~岩見沢を走る“裏そらち”が企画されており、私の準ゲスト参加が決まってからも、ゲストはさらに増えていた。

国内外問わず神出鬼没なサイクリスト、神楽坂つむりさん

年間獲得標高32万mの坂バカ女子、篠さん

国内ブルべをMTBで走り、1000㎞を越える海外ブルべに参加する、ふぃりっぷさん

“デカ頭”コスで各イベントに参加する、ぢろうさん

自転車工房ecoのフレームビルダー、唯さん

錚々たる面子に恐縮しながらも、イベントへの期待は高まる一方だった。

 

そして迎えた夏休み。

当初、北海道までの道中は、青森県八戸までを自走して海鮮を満喫し、その後フェリーでの北海道上陸を計画していた。

だが、夏になってからほぼ全くと言っていいほど自転車に乗っていなかったうえに猛暑が重なり、初日の郡山にて熱中症でダウン。計画を放棄することになった。

 

一夜明けて2日目。

前日の症状を踏まえ、この日は八戸まで新幹線輪行で移動してのんびり走ることに。

というわけで、昼前には八戸に到着。輪行解除し、まずは道の駅とわだぴあへ。

八戸に来るとほぼ毎回立ち寄っているこの道の駅、地元で採れた野菜からヨーグルトやリンゴジュースといった加工品など、商品のラインナップが非常に豊富なうえに建物内に休憩所もあり、買ったものをその場で楽しめるというステキな施設だ。

なお、リンゴジュースに関してはJAアオレンやシャイニーなどのメーカー品に加え、農家の方が個人で販売しているものもあるため、飲み比べのネタには事欠かない。

というか、毎週通うくらいでないと全制覇できる気がしない。

ちなみに、私の現時点でのお気に入りはアオレンの「希望の雫」とシャイニーの「金のねぶた」だ。

 

道の駅で腹ごしらえをした後は、地図は気にせず気の向くままにサイクリング。

面白そうな横道があればそちらに曲がり、ときどき景色に目を奪われ足を止める。

行程に追われない旅行もいいものだ。

 

ところで、青森というと海産物やリンゴが有名どころだが、おいしい肉も存在する。

五戸には馬肉、三戸には地鶏 青森シャモロック、そして田子には田子牛

今回はそのうちの三戸の青森シャモロック直売所に立ち寄った。直売所内では精肉や加工肉、プリンやチーズケーキなどを販売しており、直売所内での食事も可能だ。

唐揚げも販売していてそちらにも惹かれたのだが、残念ながら前日の熱中症のダメージが残っており、固形物を食べられる気がしなかったため今回はプリンを購入。

濃厚かつ滑らかな舌触りでとても美味かった。