中野のインターネットカフェを出発したのは7時頃。
二日目のこの日の予定は、渋峠越え。
この時点で既に雨が降り始めていた為、防水スプレー処理済のウインドブレーカーを着用しての走行。
本格的なのぼりに差し掛かる前にコンビニで朝食をとり、いざ志賀高原へ。
ひたすらシッティングとダンシングの繰り返しでできるだけ疲労の蓄積を軽減しつつ登坂。
ある程度の標高まで登ると、雨の中というよりも雲の中を走行。
周りは一面真っ白で景色は全く見えませんでした。
平床。標高1600m地点。
そして登り始めて3時間弱。
標高2172m、日本国道最高地点・渋峠制覇。
渋峠ホテルのロビーで到達証明を発行してもらい、暖炉前でホットチョコを啜りつつしばし休憩。
ちなみにこの証明書は100円で発行してもらえます。
ある程度ウェアが乾いて身体も温まったところで、今度は草津へ下ります。
本格的な下りに差し掛かる前に、国道最高地点の石碑で記念撮影。
背景真っ白ｗ
この石碑は、渋峠ホテルから群馬側に少し走ったところにあります。
記念撮影後は、いよいよ本格的な下り。
もうね、雨の渋峠ダウンヒルとか二度としたくないですｗ
身体は冷えるだけだしブレーキ効きづらくて怖いし･･･。
景色もろくに見えないので、硫黄の臭いだけを満喫しつつ下ってました。。
そんなこんなでなんとか落車もなく草津まで下り、今回の宿である飯島館へ。
宿のご好意で自転車はスキールームに入れてもいいと言っていただけたので、雨の中自転車を放置せずに済みました。
チェックインを済ませ、荷物を置いたらすぐさま館内の温泉へ。
冷えた身体を温め、ここまで酷使し続けた筋肉をほぐしつつまったり。。
入浴後は少し観光でもしようかと思っていましたが、部屋で寝落ちて気がついたら夕食の時間･･･。
夕・朝2食付(部屋で食べられる)で一泊9000円以内は非常にリーズナブルでありがたい！
ご飯はおかわりしていいよといっていただき、ご好意に甘えっぱなしでした。。
で、食後、翌日の走行プランの確認のために天気予報を見たところ、台風18号の進路と走行予定ルートがバッチリ当たることに･･･。
最悪の場合輪行も視野に入れ、若干の不安に苛まれつつこの日は就寝。
二日ぶりの布団はめちゃくちゃ快適でした。。
三日目の起床は7時。
目覚ましに朝風呂でサッパリし、朝食。
食後は天気予報を確認しつつチェックアウト準備。
予報では、台風は昼頃に群馬に直撃するとのことだったので、せめて渋川あたりまでは下れるかと判断。
9時半にチェックアウトし、三日目の走行開始です。
当初の予定では日本ロマンチック街道をのんびり走行予定だったんですが、この天気ではロマンチックとか言ってられないのでアップダウンの少ないルートに変更。
下りベースに追い風も加わって、走行ペース的には上々。
昼前には渋川の道の駅こもちに到着。
ここで昼食を食べているときにちょうど台風が最接近。
さすがに暴風雨の中走り出すのは無謀なので、少しマシになるまでしばし待機。
結局1時間半ほどで風雨のピークは抜けたので、走行再開。
途中からは雨も上がり、追い風に押されながら南へ。
日が暮れる頃には、荒川の岩淵水門に到着。
その後は走り慣れた荒川河川敷。
そして出発から71時間。
葛西臨海公園まで帰ってきました。
葛西臨海公園から自宅までは30分かからない程度。
19時半には帰宅し、長かった東京湾-日本海往復が終了しました。
結果的にほぼ丸三日かけて725kmを走行。
獲得標高は6888mでした。
(ルートラボ:http://yahoo.jp/PpWSBD)
これで、目標だった木崎湖自走と渋峠制覇は達成。
残る大きな目標は、伊豆半島一周と東京-大阪キャノンボールです。
今回700kmを走ったことで多少自信にはなりましたが、課題も見えてきたため今後はそれらの克服にむけてぼちぼち走り込んでいこうかなと。
まぁ、あくまで自分はゆるポタリストなので積極的な練習とかはしないんですが。。
さて、そんなわけで、ようやく今夏最大のツーリングのレポは終了です。
長々とお付き合いありがとうございました。
次はどこに走りにいこうかね。
ではでは。。。