そして父には愛されていないと思って生きてきました
だから母が唯一私を守ってくれる存在だと思っていたんです
でも私が「父に愛されていない」と思うようになったのはなぜか
というと母が私に
「あんたはお父さんに愛されへんかわいそうな子や」
「お父さんは妹ばっかりかわいがって
姉妹一緒のように扱ってあげたらいいのに」
「妹がお姉ちゃんのぶんも買って帰ろうって言ったのに
お父さんはお姉ちゃんの分はええねんって言ったらしいで」
まあ、こんなことを私に言い続けたんですね(笑)
今だから笑えますが
子供の頃はすっかり信じていました
かなり大人になるまでそう思っていました
ですから父への恨みを持っていましたし
男性不信でしたし
ずいぶん歪んだ男性観を持っていました
だから恋愛をすると普通に好きという感情は出てくるんですけど
どうせ私は愛されないと思うんですね
今は好きだって言ってくれてるかもしれないけど
どうせ私から離れるんだろう
今は好きって言ってくれてるかもしれないけど
それも本当に私のこと好きかどうかもわからない
ウソかもしれない
愛されていると信じられないんですね
父に愛された経験がないものだから
私は愛される価値がないという思考が子供の頃に
できあがってしまっていたんです
だから彼に愛してるよと言われても信じられないんです
そしてその言葉を信じたいけど信じたら
裏切られたときのショックってハンパないって
潜在意識では思っていてめっちゃ恐怖なんです
どれだけ傷ついて信じた自分を悔やむか
潜在意識レベルではわかってるんです
だから傷つくのが怖いから信じないんです
そして彼の不信な行動や
あんまり連絡くれないということが続くと
やっぱり私のこと好きじゃなくなったんや
思っててん、いつかこうなるんやろうなぁって
と自分に言い聞かせ始めます
そして傷つくのが怖いから
自分から嫌われたり離れるようなことをするんです
私がいると迷惑かも
私よりもっと素敵な人の方がいいんじゃないか
なーんて妄想が始まるわけです
そして私のこと嫌いになったやろ
嫌いになったり他にいい人がいたらいつでも言ってと言うんです(笑)
そこで「そんなことないよ」って
言って欲しい気持ちもあるんです
彼の気持ちを確かめてるんですね
そう、言ってもらえたら安心するんです
でも言ってもらえないと
「やっぱり彼に愛されてないんだ」
と思うわけです
そしてこれ以上傷つきたくないから
別れようとするんです
最小限の傷で納めようとすると
相手に突然振られるよりは
自分で全部お膳立てして別れる方が心の準備ができるわけです
若い時の恋愛話ですけど
当時はこれ全部、当然ですけど無意識でやってるんですよ
潜在意識のなせる技ってすごいです
傷つくことから守るために
愛を全力で受け取らせないんですからね
本当は彼は本気で私を愛してたかもしれないし
不信な行動も私がそう思いこんだだけかもしれないし
連絡があまりなかったのも、たまたま忙しくって
連絡とれないだけだったかもしれない
そして何より心配で不安なら
相手に正直にどうして最近連絡くれないの
って聞けばいいんです
でも、私はプライドも高かったんです(笑)
だから自分が愛してるって表現をすると
相手に弱みを見せるような気持ちになったり
彼は愛されていると思うと調子に乗るんじゃないかとか
そんな気持ちにもなったんですね
私の愛はとても間違ったものになっていたんです
そう思うと本当に両親の生き方や考え方や育て方って
子供に大きい影響を与えますよね
でも私はきっとこういう経験を通して「愛」を学ぶことに
なっていたんだなぁと思っています
ただ、みなさん間違った愛の定義を持っていると
幸せになれませんよー
私と一緒に正しい愛を学びませんか