マルセイユタロットに惹かれた理由
フランス🇫🇷では伝統的に、タロットの人物の視線の先にカードを置いて、その人物が何を見ているのか、何を考えているのか、どこへ向かおうとしているのかを洞察する読み方をする。伝統的は言いすぎたかも。そういう手法がある。そこがわたしがマルセイユタロットを好きなところ。マルセイユ版だと人物の視線がわかりやすいからいい。
そしてマルセイユタロットの小アルカナを学んだときは、いかに自分がタロットを「観ていないか」がわかって衝撃的だった。ソードの円が重なりあう美しさも。シンメトリーに見えてわざとずらしてアシンメトリーにしているデザインも。すべてに意味があるというか、意味を見出せることに驚いたと同時に、この世界観に強烈に惹かれて知りたくなったのです。