現実(環境や人、状況)を動かしていくには「気(波動)」をある程度強くしておく必要があります。声が大きい人の言い分って通りやすいですよね。いいとか悪いではなく。
「気が強い」という言い方は、あまりいい使われ方はしないけど、エゴとエゴイズムを分けて考えてみたいとおもいます。
●エゴ
認識、意欲、行動などの主体として、他と区別される自分。自己。自我。
●エゴイズム
自分の利益だけを考え、他人のことを省みないこと。自己本位。わがまま。自己主義。利己主義。
あらゆる決断ごとを自分に任されると、疲れませんか?「で、あなたの意見は?」と聞きくなりますよね。ここでいうエゴは、主体として何を考えどう思うか、と定義します。
意見や主体のない人はつまらないと感じてしまうのはわたしだけでしょうか。ありすぎても疲れるけど。
自分はこうしたい、だからあなたにこれをお願いしたい。とリクエストすることは健全なことなのに、なぜか「あの人はエゴが強い」みたいに陰口を叩かれたりもします。
エゴを動機としていても、それが他人への愛から発生する場合と、自分の利益のみから発生する場合の2パターンあります。後者をここではエゴイズムとします。
「他者が喜ぶ姿が見たい」は結局はエゴかもしれないけど、他者への眼差しに愛が含まれている。「他者を救いたい」という気持ちも同じ。
人を救いたいなんて傲慢、という意見もあるけど、背景を考慮せずに、その気持ち自体を傲慢だと断罪するのは早計ではないのか。
けれど、他者を救いたいという気持ちが、自分の欠陥を補うことが目的だったり、お金だけが目的だったり、承認欲求を満たすことだけだったら、それはエゴイズムになりうる。でも大体はグラデーションになっている。
純粋な利他主義が行動原理になれば最高だけど、それができるのは意識が拡大して「自分=相手」のようにすべてがひとつであることを確信している、霊的に高い次元の存在でないと難しいとおもう。
だからほとんどの人は、純粋な利他主義を表面的に真似するのをやめて(あなたのためを思って、みたいなの)、自分のエゴを中心に持ってくることの方が健全でいい。その方が嘘がない純粋なエネルギーになる。「気(波動)」の強さとは純度だ。
子どもってエゴ全開じゃない?そしてエネルギーいっぱいじゃない?でも純粋じゃない?嘘をつくこともあるけどすぐばれるじゃない?それって自分のエネルギーに嘘がないからでは。未熟だけど、だからこそパワフル。傷つくことを恐れない。
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
正義のカードは、タロット曼荼羅2段目「魂界」の境界の守護霊だといわれています。
魂界は、家族や社会の中で身につけた、たくさんのルールや信念のうち、自分に必要ないものを脱いで、自分らしく生きていくための自分軸を立てていくようなプロセスです。
”正義”が境界の守護霊として何をジャッジしているかというと、そこから先、たとえば”吊るし”や”名前のない13”のカードのエネルギーを、通り抜けていけるだけの「気」の強さがあるかどうかです。
気の弱い人には無理なのです。耐えられない。何がなんでもそこを進んでいくという気の強さがいる。
たまにスピリチュアルをやってたけどやめました、何の役にも立たなかった、みたいにいう人がいるけど、まだそのステージに立つだけの準備が整ってなかったともいえます。お金や物欲を満たしてくれるのがスピリチュアルじゃないからね?
そして”正義”の天秤では気の強さを測るのに、「あなたは本音で生きていますか?」「自分に正直に生きていますか?」を問うています。
たとえば、本音を言ったら相手が傷つくからと嘘をついたりごまかす、自分の気持ちがあるにも関わらずそれを出さず常に他人に合わせる、といったことをしていると、エゴの中心は空洞になって、気は弱まります。純度が濁ると気は弱まる。
その状態では現状はなかなか変わらない。人も環境も動かない。正義はそこから先に進ませてはくれない。
気の強さのバロメーターは、本音で生きているかどうかで測ることができます。現実を変えていきたいなら、できるだけ正直に生きていくことを意識したいです。同時に、波動を心地よいもので満たしたいですね。
好きなときに、いつでも、どこでも
\水瓶座時代のマルセイユタロット/
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