CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com

 

 

 

 

イチローの引退会見の文字起こしを読んで、理想を形にするには火を絶やさないようにすることが大切なんだなってしみじみおもいました。四大元素のお話です。

 

 

 

火を見守り、育て、コントロールすることを学ばなくては、あれだけの才能をこれだけ長く生かし続けることはできないよね。でもその難しさは、わたし含めて他のひとたちが別の快楽や楽な方へと流れてゆくのを見ればわかります。

 

 

 

理想を想い描いたとき、不快な感情(水)がでてくるのであれば、理想だと考えていることが実はちがう可能性がある。もしくは、過去に経験した『傷』が癒えていない可能性もあるので、その場合は癒して解放してあげる必要がある。

 

 

 

(結局この癒すプロセスが本来のじぶんにかえるということ、たましいの求めていることだから、理想ってなんでもよくて。一流のアスリートとかでなくても、家庭菜園で花を上手に育てるとか、おいしい料理をつくるとかでも。たましいの喜ぶことであればなんでも)

 

 

 

たとえば、俳優になってお芝居をして人を感動させたいとおもっても、人前に立って評価されることに過剰な苦手意識があれば苦しい。理想と感情が葛藤を起こしている。その苦しみはもしかしたら、幼稚園のときにお遊戯をして、周りの人からこころないことを言われた、そんなところからきているのかもしれない。

 

 

 

理想(風)が決まれば、それに関連する感情(水)は自然と決まる。感情が快適なものでないとひとは続けられない。感情は水なので、淀ませず浄化することが大切。

 

 

 

そして感情生活が快適なら、火は自然と発火する。情熱は灯される。その情熱を持続させるには、風を適度に入れて薪を焚べ続けるという地道な一歩一歩が必要。持っている道具を大切にする、磨くというのはその一歩だよね。

 

 

 

つまり、火を絶やさないようにすることは

 

風→水→火→土

 

のすべてのサイクルを、ちいさくても回していくことなのでは。すべてはつながっているから、他のエレメントのどこかが調子わるいと全体に影響がおよぶもの。

 

 

 

試合でヒットを打つ(理想)→うれしい(感情)→チームもファンの人もよろこんでくれる、よろこび倍増(情熱)→毎日練習して、道具を磨く(行動)

 

 

 

「うれしい」という感情が先で、わたしたちは後からこの感情に理由をつけているとも言われています。「ヒットを打つからうれしい」に実は理由はない。

 

 

 

この理由が、「みんなも喜んでくれるから」なら水と火のエレメントは補い合う関係でどんどん発展するだろうし、「ヒットを何本か打ったところでみんなはプロとして当たり前とおもうだけで誰も喜んではくれないだろう」「どうせ努力に見合う年俸はもらえないだろう」では火はどんどんちいさくなって、循環は生まれない。

 

 

 

感じる感情にどういう理由づけをするのか、それが情熱の火を灯し続ける秘訣になる。ここを明確に言語化できるとつよいね。どうせヒットを打っても試合に負けるかもしれないし、誰もよろこんでくれないし、というメンタリティだとつづかないもの。

 

 

 

日々の道具を手入れする、磨くということからでいいのだと、そういう小さなことが大切なのだと、思い出させてくれました。

 

 

 

 

3月30日(土)のマルセイユタロットWSは宮廷カードについてです!いよいよ四大元素、エレメントを具体的に読んでいきます。単発参加可能なので、おさらいをしたい方にもおすすめです。

 

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