「赤いヒールのショートブーツを履いて、はじめて出会った年下の男性と手をつなぎ、街をあげて開催されている映画イベントにもぐりこむ。正規の入り口と全然違うところから入ろうとして見つかる。」

 

 

 

という夢を、新月の前日に見ました。新月は月が本来持つ投影のちからが弱まるため、それ以外の宇宙全体のエネルギーがつよく流入するときです。

 

 

 

赤い靴がとても印象的で、ちょっとだけ余韻にひたったあとタロットを確認。大アルカナには靴を履いている人物、履いているかどうかわからないもの、裸足の人の3種類があります。

 

 

 

イシス版マルセイユタロットでは、愚者、皇帝、恋人、吊るしの4枚で赤い靴が描かれています。(ホドロフスキー・カモワン版だと神の家の人物も左足だけ赤い靴を履いています)

 

 

 

靴は色々な象徴として見ることができます。

 

 

 

靴を履くのは出かけるときなので、外で活動するときに履くもの。足をつかって、というイメージ。刑事の現場100回ではないけれど、活動的かつ能動的です。

 

 

 

他には、靴を良いものを履いているかどうか、手入れがきちんとされているかどうかで、その人の社会的価値をはかる人もいますよね。だから社会的な役割のようなものをあらわすアイテムとも言えます。よい靴がいいところへ連れていってくれるとも言うし、靴に運ばれるという考え方もあります。

 

 

 

足跡を残すという意味においては、裸足もしくは靴を履いているかで、社会に残すものが存在そのものなのか、なんらかの役割なのかの違いがありそうです。天上界(悪魔〜世界)の人々は、1枚をのぞいてみんな裸足です。

 

 

 

また神話や伝承などでは、靴は異世界をつなぐ象徴だそうです。あの世(霊)とこの世(現世)、今の世代と次世代、考え方の違い、異性、格差社会……靴は異なる世界を横断するための道具。そう考えると靴をはいているキャラクターは新しい世界へ移行しようとしているところなのかもしれません。それぞれのキャラクターがどの境界にいるのか考えるとおもしろい。

 

 

 

赤は、血の色。生命力や活力、獣性、能動性を象徴します。血流を管理するのはハートなので愛の象徴でもある。チャクラの概念だと、同族意識、血縁、価値観の土台なんかも表します。

 

 

 

という諸々を考えながら、夢全体の意味をリーディングすると

 

 

 

「機能性、利便性、習慣性のものより、よりどきどきするものやときめくものを頼りに、これまで入ったことのない未知の領域(異世界)へ行こうとしている。ひとりではなく新たな仲間と一緒に。しかし、その入り口や手続き方法を知らない」

 

 

 

となりました。

 

 

 

そして、昨日マルセイユタロットメッセージをリーディングしているときに自分のもしてみようと思って展開したら…

 

 

 

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赤い靴を象徴するカード全部出ました。神の家まで。赤い靴オールスターズ。

 

 

 

タロットの中で似たようなシンボルが揃うことを

 

シンクロニシティ

 

が起こっているととらえます。2つ以上でもうシンクロとして読んでいいのだけど、ここでは全体のアドバイスカード含めて4枚。(カモワン版だと5枚)

 

 

 

それぞれのカードの布置によって、または隣接するカードによって、何をどのように行動すればいいのか異なります。赤い靴だから単に「能動的に行動する」と読むのではなく、展開全体の流れの中で赤い靴を把握することで、リーディングにオリジナルの物語性が出てくるようになります足 

 

 

 

たったひとつの物語を読むのが、タロットリーディング。

パターン化されたものを打ち破るパワーにあふれていますキラキラ

 

 

 

 

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