私は選択するということが苦手で、とくにそれが自分にとって大切なものであればあるほど、悩んだまま結果スルーすることが多かった。
でもスルーしたからって後悔することはなかったので、それはそれでよかったのだと思う。(本当に必要なことは、手を変え品を変え何度でも選択肢として舞い戻ってくる)
今は選択で迷うときは、タロットで決める。
(複数選択からひとつを選ぶなど)
「私にとってどれが最善ですか?」
という質問の仕方をするので、結果に納得できないかもしれない、結果が出ても従えない可能性があるときは、最初から使わない。
結果を引き受けられるとき(つまりどっちに転がってもいいや、と思えるとき)だけ、タロットを取り出す。
「行こうかな」となんとなく思っているところへ、行くなと出ることもある。
カードを読む。それに従う。
ほとんど全てに納得できるほどに、カードに対する信頼が築けたからだと思う。
信頼を築くために大切なことは、自分がされて嫌なことをタロットにしないこと。
と書くと怪しいかもしれなけど(笑)、
なんども同じ質問を繰り返さないとか、アドバイスをくれているのに毎回それを無視する、とかそういうこと。
友達にそういうことされると嫌じゃない?
だったら初めから聞くなって思うじゃない?
カードはもちろん人じゃない。
でもエンティティである。
それは、実在する。
そしてもうひとつ大切なこと。
タロットの声は、外側から聴こえてくるのではないってこと。
内側からの声なんだよ。
それを信頼するっていうことは、じぶんを信頼するってことに繋がってる。
これは本当に大切なこと。
信頼できる人を外側に求めなくても、すぐそばにいることが分かったら、どんなにか心強いだろう。
こうしてカードの示す通りに決断することが増えた。
迷う時間が減った分、行動する時間が増えた。
迷うことがゼロになる訳じゃない。
葛藤があるから、統合が起こる。
それもまた、タロットに書かれているお話のひとつ。
5月のタロット関連の講座・WS
13(水) ホドロフスキータロット研究会『恋人』
17(日) WS タロットでつくる人生プロフィール 10:00~13:00
17(日) WS タロット日記 14:00~17:00
20(水) マルセイユタロット基礎講座 1day
22(金) マルセイユタロット読み会 @トナカイ 19:00~21:00
27(水) ホドロフスキータロット研究会『戦車』
*タロットが初めての人、マルセイユ版を経験してみたい人は、マルセイユタロット基礎講座がオススメです。