「ギターリフがカッコいい」
「ベースラインが素晴らしい」
といった、レジェンドの名曲を楽器に注目して紹介する。
それが「アテンション」です。
今日お送りしたのは1980年に発売した「Queen」の「Another One Bites the Dust（邦題：地獄へ道連れ）」です。
700万枚を記録し、クィーンの数ある楽曲の中で、一番ヒットした曲で、アルバム「ザ・ゲーム」に収録されています。
曲を作ったのは、ベースのジョン・ディーコンで、「この曲が浮かんだ時あまりのばかばかしさにメンバーにも言わなかった。だが、フレディーが是非レコーディングをしようといってくれた」と当時のエピソードを語っています。他にも、ドラムスのロジャー・テイラーが、あまりにもディスコ色が強すぎると批判し、さらにループ手法を使ったドラムをいやいや叩いていたというエピソードもあります。
この曲のベースラインはとても印象的で、シックの「グッド・タイムス」という曲に影響を受けて作曲されたと言われています。なので、ギターとベースラインを聞くとシックの演奏を彷彿させてくれます。
さて、この「Another One Bites the Dust」は、元々アルバムだけに収録される曲で、シングルで出す予定がなかったそうです。ですが、マイケル・ジャクソンが『「地獄へ道づれ」を出さないんだとしたら、あなたたちって頭がかなりおかしいと思うけど』と言ったことで、シングル化が決まり、大ヒットに繋がったと言われています。
「Queen」、「Another One Bites the Dust（地獄へ道連れ）」。
本日はベースラインに注目して聴いてもらいましたが、いかがでしたか？
次回注目する楽器もお楽しみください。
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