子供の頃からバンド活動をし、後にプロとして活動を始め、1975年頃にダイアー・ストレイツらと一緒に
ヨーロッパツアーなどで活動をしていました。
しかし、なかなかレーベルとの契約が取れずに、しまいにはバンドも解散となってしまいます。
ですが、1983年にレーベルとの契約を果たし、翌年にファーストアルバム『John Parr（ジョン・パー）』を
リリースします。
このアルバムからシングルカット「Naughty Naughty（ノーティー・ノーティー）」が
全米メインストリートロックトラックチャート1位、全米シングルチャート23位を記録し一躍注目を浴びます。
その結果、レコードプロデューサーのデビッド・フォスターから、映画『セント・エルモス・ファイアー』の
主題歌提供の話が舞い込みます。
その後、映画の大ヒットと共に、主題歌の『St. Elmo's Fire (Man In Motion)』も
全米シングルチャート1位、カナダのチャートでも1位を記録するなど大成功を収めます。
しかし、その後は目立ったヒット曲もないまま現在に至りますが、この曲のヒットにより
今でも数々のアーティストから出演依頼の話が来ているそうです。
「St. Elmo's Fire (Man In Motion)」は映画の主題歌であり
脊髄損傷の認知度を上げるために当時世界中を車椅子で回っていたカナダ人のアーティスト
リック・ハンセンのために書かれた曲でもあります。
尚、この曲は映画のサウンドトラックには収録されていますが、ジョン・パーのアルバムには
収録されていない一曲です。
【お送りした曲】
St. Elmo's Fire (Man In Motion) / John Parr
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