アメリカ東海岸出身のハード・ロック・バンドです。
現在のメンバーは
スティーヴン・タイラー
ジョー・ペリー
ブラッド・ウィットフォード
トム・ハミルトン
ジョーイ・クレイマー
1973年1月にアルバム「野獣生誕 (Aerosmith)」でデビューします。
アルバム収録曲の「ドリーム・オン」がアメリカ東海岸地区のロック系ラジオを中心として注目され
続く2枚目のアルバム『飛べ!エアロスミス』（Get Your Wings）は、1年以上も
全米アルバムチャートにチャートインします。
そして3枚目のアルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』（Toys in the Attic）では
「ウォーク・ディス・ウェイ」や「スウィート・エモーション」がシングルヒット。
アルバムも11位まで上昇します。
その後、メンバー脱退劇、解散状態、セールス不振のどん底にいたエアロスミスですが
1986年にRun-D.M.C.と共演した「ウォーク・ディス・ウェイ」が、全米シングルチャート4位とヒットし
音楽シーンにカム・バックしていくきっかけとなりました。
その後も「エンジェル」「リビング・オン・ジ・エッジ」「クレイジー」「クライン」などの
大ヒットを生み続け、第2の黄金期を迎えます。
そして1993年11枚目のアルバム『ゲット・ア・グリップ』が、初の全米アルバムチャート1位を記録。
続く12枚目のアルバム『ナイン・ライヴズ』も全米アルバムチャート1位。
さらに1998年公開の映画『アルマゲドン』のテーマ曲「ミス・ア・シング」（I Don't Want to Miss a Thing）が
バンド史上初となる全米シングルチャート1位を記録します。
2000年に入ってからは『2002 FIFAワールドカップ』のオフィシャルコンサートに出演し
アンコールでB'zと共演、さらに2003年には全米でキッスとのジョイントツアーを開催します。
2012年には11年振りとなるアルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』を発表。
デビューから40年以上経つ今もアメリカン・ハードロックの頂点に君臨し続けています。
今日紹介したエアロスミスのデビューアルバム「野獣生誕 (Aerosmith)」ですが
全米アルバムチャートは最高166位という結果でした。
デビュー当初の評価は低く、チープなツェッペリンコピーパンドと揶揄されたり、
ローリング・ストーンズの物真似バンドと酷評され、レコード会社にも契約を打ち切られそうな中、
マネージャーやメンバー達の必死の嘆願でシングルカットされた「ドリーム・オン」が
全米シングルチャート60位まで上昇。
3年後の1976年に再発売されるとシングルチャート6位を記録するヒットとなり
アルバム「野獣生誕」も21位まで上昇しました。
「ドリーム・オン」以外にも、スティーヴン・タイラーがデビュー前から暖めていた
お気に入りの曲で、ガンズ・アンド・ローゼズがカバーした「ママ・キン」や
ルーファス・トーマスの曲で、ローリング・ストーンズもカバーした「ウォーキング・ザ・ドッグ」など
計8曲が収録されているアルバムになっています。
【お送りした曲】
Make It / Aerosmith
Walkin' The Dog / Aerosmith
Dream On / Aerosmith
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