![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150207/15/s-super-legend/b6/b0/j/t02200220_0300030013211106951.jpg?caw=800)
ハードロック・パンクバンドのベーシストとして音楽キャリアをスタートし
1981年にシングル「ガンツ・ウィーン」をリリースします。
この曲が、ウィーンの若者の間で話題となり、メジャー契約を結んだ彼はファーストソロアルバム
「デア・コミッサー」をリリース。オーストリアのチャートで1位を記録します。
このアルバムからシングルカットされた「デア・コミッサー」がヨーロッパ中で大ヒットを記録。
アメリカでもダンスチャートでスマッシュヒットします。
ちなみにこの曲を英語バージョンでカバーしたのが「アフター・ザ・ファイア」で
全米および日本でも大ヒットし、ファルコともども名前が知られるようになります。
しかし、2枚目のアルバムはオーストリアではヒットしますが、世界的にはヒットせず
ファルコ自身も、スランプに陥ってしまいます。
そんな彼を突き動かしたのが、映画「アマデウス」からインスピレーションを受けて作った
「ロック・ミー・アマデウス」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150207/15/s-super-legend/e3/77/j/t02200220_0600060013211105859.jpg?caw=800)
この曲がヨーロッパ全土で大ヒットし、さらにアメリカでも話題となり、全米シングルチャート
1位を獲得します。
その後もリリースするアルバムは、オーストリアやドイツではヒットしますが、ファルコ自身が
曲作りに苦悩し、やがて薬物におぼれていきます。
1992年以降、リリースがないまま、ファルコは家族とともにドミニカ共和国に移住。
そこで新たな作品をレコーディングし、リリースを計画していましたが、1998年2月6日に
自動車事故でこの世を去りました。
今日お送りした「ロック・ミー・アマデウス」は、ヒップホップのビートに乗せてモーツァルトの生涯を
ラップで歌った曲で、英語とドイツ語を交互に使ったラップの面白さ、映画『アマデウス』のヒットを受けた話題性
クラシックの偉人を茶化した痛快さが大ヒットにつながったといわれています。
【お送りした曲】
Rock Me Amadeus / Falco
メール:ssl@musicbird.co.jp
Fax:03-3288-8902
Twitter:ssuperlegend
Facebook:https://www.facebook.com/saturdaysuperlegend