サイケデリック・ロックやブルース、フォークなどを織り交ぜたオーソドックスなロックに、
けだるい叙情と幻想的なサウンドを醸し出させた音楽性、現代社会における人間疎外や
政治問題をテーマにした文学的、哲学的な歌詞で世界中に人気を博し、レコード・CD総売り上げは
2億5,000万枚と、商業的にも大成功を収めました。
結成当初のメンバーは
シド・バレット
ロジャー・ウォーターズ
リック・ライト
ニック・メイソン
1967年シングル「アーノルド・レーン」でデビューします。
全英20位のヒットとなり、続くセカンド・シングル「シー・エミリー・プレイ」も全英6位のヒットを記録します。
さらにファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースしますが、このアルバムをレコーディングしていた時、
隣のスタジオでビートルズがアルバム制作をしていて、ピンク・フロイドのレコーディングの様子を見に来た
ポール・マッカートニーが
「彼らにはノックアウトされた」
と語ったという逸話があります。
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翌1968年にデヴィッド・ギルモアが参加しますが、シド・バレットが精神に不調をきたし、
実質的にバンドを去ることになります。
そして1973年、プログレッシヴ・ロックの体裁を整え、彼らの音楽が最高の形で実を結んだ
アルバム『狂気』を発表します。
このアルバムは全米1位を獲得、741週(約15年間)チャートインという記録を打ち立て、
マイケル・ジャクソン『スリラー』に次ぐ、世界の歴代アルバム・セールス2位を記録します。
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さらにシングルカットされた「マネー」も初の全米1位を記録するなど全世界で大ヒットを記録し、
音楽的にも商業的にも大成功を収め、一躍スターダムにのし上がります。
その後も着々とアルバムを発表していきますが、1983年の『ファイナル・カット』を最後に
実質的に活動停止。
その後ギルモアを中心とした新生ピンクフロイドとして活動を再開、1987年に「鬱」をリリースし
大掛かりなツアーを行いピンク・フロイドの復活を印象づけました。
その後、1994年の『対(TSUI)』を最後にオリジナル作品は発売されなくなり、2006年7月7日に
ピンク・フロイドの創始者でもあるシド・バレットが死去。さらに2008年9月15日にリック・ライトもこの世を去りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150131/16/s-super-legend/a4/60/j/t02200220_0500050013204524793.jpg?caw=800)
そして昨年2014年11月に20年ぶりとなる新作『永遠(TOWA)』をリリース
これがピンク・フロイドのラスト・アルバムとなりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150131/16/s-super-legend/7f/12/j/t02200220_0300030013204525482.jpg?caw=800)
彼らの音楽は、クラシック音楽やジャズをバックグラウンドに卓抜したテクニックを披露する技巧派ではなく、
その音楽のもつ浮遊感・倦怠感・幻想的なサウンドであり、彼らの音楽性はジャンルを問わず様々なアーティストに
大きな影響を与えています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150131/16/s-super-legend/cd/4f/j/t02200110_0448022313204526457.jpg?caw=800)
未来永劫、ロック史に名を残し、輝き続ける、まさに「時代を超越する音芸術」を持つバンドが
ピンク・フロイドです!
【お送りした曲】
See Emily Play / Pink Floyd
Money / Pink Floyd
Another Brick In The Wall (Part 2) / Pink Floyd
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