ミスター・ミスターはアメリカのバンドで、
リチャード・ペイジ
スティーブ・ジョージ
スティーブ・ファリス
パット・マステロットの4人で結成され、1984年にデビューしました。
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1985年に発売された2枚目のアルバム「ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド」からシングルカットされた
「ブロークン・ウィングス」が全米シングルチャート1位を獲得。
続くシングル「キリエ」も全米シングルチャート1位、アルバムも1位を記録する大ヒットとなり、バンドはブレイクします。
しかし1987年発売のアルバム「ゴー・オン」はセールスに恵まれず、1989年にはスティーブ・ファリスがバンドを脱退してしまいます。
その後バジー・フェイトンが参加し、次回作品のレコーディングをしますが、レコード会社がリリースを拒否、結局発売することなくバンドは解散となりました。
その後、それぞれのメンバーはスタジオ・ミュージシャンや他のバンドへ参加するなど現在も音楽活動を続けています。
今日お送りした「Kyrie(キリエ)」ですが、タイトルはギリシャ語で「主への呼びかけ」の意味であり、カトリックでのミサで歌われる「哀れみの賛歌」のことを指します。
内容的にもキリストの教会で歌われる賛美歌のような内容で、歌詞にある
「キリエ エレイソン(Kyrie eleison)」は
「主よ、あわれみたまえ」の意味になります。
全米シングルチャート1位だけでなく、カナダ、ノルウェーでも1位を獲得するヒット曲となり、彼らの音楽性のセンスの良さから、シンセを使った素晴らしい曲に仕上がっています。
【お送りした曲】
Kyrie / Mr. Mister
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