エール・アナリーズ 1985年1月28日 | SATURDAY SUPER LEGEND

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毎週土曜日、16時~生放送!!

「エール・アナリーズ」・・・それはフランス語で「時代の分析」

ある特定の時代にタイムスリップして、その時どんな事があったのか、当時の名曲とともに振り返るコーナーです!


今日タイムスリップするのは1985年


『ある曲』のレコーディングが行われた日に行ってみましょう!




1985年1月28日
『We Are the World』のレコーディングが行われる!

45人ものレジェンドアーティストが集結した「U.S.A. for Africa」

そして『We Are the World』は、アフリカの飢餓と貧困を解消する目的で作られたキャンペーンソングです。



作詞・作曲はマイケル・ジャクソンライオネル・リッチーが共同で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当しました。



レコーディングの数日前の1月22日、クインシー・ジョーンズ、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、スティーヴィー・ワンダーの4人が集まって先行レコーディングを行い、翌日にデモテープが完成し、参加者に送られました。



そして1月28日の夜、「アメリカン・ミュージック・アワード」の直後、世界のポップス界を代表する45人が、ハリウッドのA&Mスタジオに集結してレコーディングが行われました。



この夜マイケル・ジャクソンは、アメリカン・ミュージック・アワードを欠席し、一足先にコーラスの目安に使うためのガイド・ボーカルを収録。


21時を回り、続々とアーティストが到着。
ライオネル・リッチーはアメリカン・ミュージック・アワードの司会を務め、出演者のシンディ・ローパー、ティナ・ターナーのほか、多くのアーティストが授賞式から直行でした。




22時ごろ、クインシー・ジョーンズの提案で、まず45人のアーティストが全員でユニゾンと、ハーモニーのパートを収録。



そしてソロ・ボーカルの収録は、翌29日早朝4時に始まり、午前8時にすべてのレコーディングが終了しました。



レコーディング時の様子はドキュメンタリーとして全世界で販売され、曲も含めたすべての印税収益がアフリカの飢餓と貧困解消のためのチャリティとして寄付されました。



その後2010年1月12日に発生したハイチ地震による被災者支援のための
「We Are The World 25 Years for Haiti」に続いていくことになります。





お送りした曲
We Are the World / U.S.A. for Africa



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