時間の使い方 | 清水忍の「インストラクションズ」   
尊敬し、信頼している先生から、

「清水さんは、時間の使い方を間違っている」

と、何年も前から言われてきました。

だいたい毎年3月中旬くらいで、そこから1年間のスケジュールが決まるのですが、昨年まではひどかったです。

週に6日学校の教壇に立ち、
しかも9時~21時まで毎日。
「残りの空いている一日」を埋めるフリーの仕事が2カ月前くらいから入って行き、結局週に一日も休みが無く、休み時間も無くフル回転で仕事して、

そういう自分が嬉しくて
そういう自分に酔っている
という状態でした。休みなんて本当に要らないです。


「時間の使い方を間違っている」

仕事でフルに埋まっている自分が、

鶴の恩返し
の鶴のように思えてきました。

自分の羽を抜いて織物を織る鶴は、自分を削って行くのです。

「オレは仕事をしてはいるけど、オレは自分を削ってるだけだ。自分が伸びてない・・。このままだと、オレは無くなっちまうぞ。」

と痛烈に感じ初めました。


ワーカホリックなのはいまだに変わりませんが、今年、ひとつのチャレンジをしました。


仕事を一気に辞める
尊敬する先生に背中を押してもらい、決断しました。


今年は学校や現場の仕事を一気にいくつか辞めました。(学生には申し訳ないと思いましたが、優秀な後任にお願いしました)


20年ぶりくらいで、

週休2日
を作りだしました。


「時間の使い方を間違っている」という言葉の意味を実感するまであまり時間はかかりませんでした。


いままで、時間が無くて会えなかった人と会ったり、

今まで時間がなくてお断りするしかなかった新規の案件にチャレンジできたり、

いままで時間が無くてできなかった仲間との交流ができたり

と、なんか活き活きできる時間がどんどん訪れるのです。


トレーニングを頑張りたい!という仲間と楽しい時間を過ごせてます。

志の同じ指導者仲間と沢山のミーティングが出来て、俺達で作り出す何かに向かい始めた感覚があります。

野望を持った仲間と楽しい勉強会もできてます。


時間って、こういう過ごし方が正しいんだな、

と、つくづく感じてます。

もっとも、ここに余暇を考えていないところが、私のダメなところなのも認識してますが・・・


近々に、かなりワクワクする企画をリリースします。

時間を作らなければできない事

まずは時間を確保する勇気

目先の不安より、その先のやりがい


そんなところにやっと意識が向けられるようになりました。

仕事が楽しくて仕方ない、って感じですね。

皆さんは時間の使い方、いかがですか?