アリス「…エマもヒロくんも実家暮らしだから…流石に帰らないってことはないと思うけど…💦」
エレナ「アリスってば真面目なんだからー!」
エレナ「早く帰ってきて欲しいような…でもちょっとドキドキを期待しちゃうような💕あーっ💕あたしまで緊張してきちゃったーっ💕」
ユウゴ「さっみーーー中は暑いけど流石に外は寒いな」
マオ「12月の…しかも夜間だからな…冷えるに決まってるだろ…」
ユウゴ「…お前…ケロっとしてるけど大丈夫なのか?」
マオ「…別に…そんな大袈裟に騒ぐ程では…」
ユウゴ「お前…前から思ってたけど…案外身体マッチョだもんな…。それで身体が弱いってどんなギャップだよ…」
マオ「…知らねぇよ…」
マオ「…ユウゴ」
ユウゴ「あ??」
マオ「…ありがとうな…。店一緒に手伝ってくれて…」
ユウゴ「?何だよ?急に…」
マオ「…俺が無理矢理誘ったようなものだったから…」
マオ「本当は忙しかったのを無理させちまったかもしれないから、ちゃんと礼が言いたかった」
ユウゴ「律儀な奴だな〜」
ユウゴ「俺がここでバイトしたいって言ったんだぜ?願ったり叶ったりだったよ。…お前が声掛けてくれたおかげでな」
ユウゴ「…本当に楽しかったよ。忙しかったけど凄く充実してたし…良い思い出になった」
マオ「そうか…。ならよかった」
アキナ「今日先輩来れなかったのね?」
ハル「何でも…"冬にしか手に入らない幻のキノコ"を探しに森に入ったら…凄く巨大な鳥に襲われて危うく巣に持ち帰られそうになったとか何とか…」
アキナ「…?鳶?まさか鷲ってことはないわよね??」
ハル「…さあ………」
ルイ「…お2人さんはいいんすか?せっかくのクリスマスに2人きりで過ごさなくて。…俺が言えた義理じゃないっすけど…」
ハル「ああ…(笑)24日は2人で過ごしてるから。それに大勢と過ごすのも楽しいし」
ルイ「…2人で過ごす時間も確保しつつ大勢での集まりにも参加するって…時間の使い方が上手いっすね…。何かお2人ってカップルっていうか…夫婦みたいっすよねー」
アキナ「ふふっ!!聞いた??夫婦だって!!」
ハル「ハハっ!!それは凄く有り難い話だな」
エレナ「…やっぱりアキナちゃんとハルくんのカップルは推せるわね〜…💕」
アリス「…本当に仲が良いものね〜〜」
アリス(…彼氏…かぁ……)
ハル「今日は俺までお招き頂いてありがとうございました」
アリス「こちらこそ来てくれてありがとう✨」
ハル にこっ「良いお年を……」
ルイ「また来年もよろしくお願いしまーす!!」
アリス「良いお年をー!!」
ユウゴ「女子は今日はこのまま泊まりだっけ?」
アリス「ええ!!去年もそうだったの!」
マオ「俺達もそろそろ失礼するよ」
アリス「あっ!ちょっと待って!!2人に渡すものがあるの!!」
マオ、ユウゴ「?」
マオ「これ……」
アリス「私とエマからクリスマスプレゼント🎁」
ユウゴ「…俺たちに??」
アリス「2人のお陰で本当に助かったから…。これはささやかだけどお礼の気持ちなの!!是非受け取って✨✨」
マオ「…………」
ユウゴ「…奇遇だな…」
アリス「え?」
ユウゴ「俺らも用意してたんだよ。アリスちゃんに…。エマちゃんの分がないのが…ちょっと申し訳ないんだけど…」
アリス「??私に?」
アリス「これ……!!」
ユウゴ「見た目のラッピングほど大したものじゃないんだけどね」
マオ「ほぼ1人で店切り盛りしながら頑張ってたから…俺たちから労いの…って言ったら変だけどな」
アリス「…ありがとう…!!凄く…凄く嬉しい!!!」
アリス「2人とも…本当に…本当にありがとう!」
マオ「…喜んでもらえたなら良かった」
ユウゴ にこっ「…じゃあ…またね!!」
マオ ふっ…「来年もよろしくな」
アリス「…良いお年を……!!」
(そうか…今年は…もう会えないのよね…。何だか寂しいな……)
ー…本当に今年は凄く幸せな年だったな…
ー…沢山の人に巡り会えた1年だった…
……自分が今まで知らなかった…
ー気持ちに気付くことがができた…
ー来年も大切な人達と一緒に…
ー過ごせますように…。
ニナ『もしも…ただ一つだけ…望むものをこの手に掴むことができるとしたなら……』
ニナ『私は最後に何を望むだろうか……』
現場監督「ハーイ!!OKです!!」
ニナふぅ…「…ありがとうございました…」
ジュリ「ニナさん!お疲れ様です」
ニナ「ジュリちゃん…お疲れ様!」
ジュリ「…?ニナさん…大丈夫ですか?顔色が……」
ニナ「え!?…大丈夫!!私なら…全然……」
ジュリ「ニナさん!?ニナさん!?だ…誰か!!!」
お話を読む上でお役立てください✨✨
🎄目標としていた年内までにクリスマスシリーズ?のお話を完成させることができました🎄
正式な?本編の続きは来年からになります✨✨