※Un nouveau departーpart2ー | La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

La jolie poupe'e ーリカちゃん遊びー

リカちゃん人形、リカちゃんボーイフレンド達で少女漫画(もどき)を作成しています
背景やセットは100均の物を駆使して✨お洋服やミニチュアフードはメルカリで作家様から購入しています✨
拙いお話ですが、楽しみながら創作しています✏️


NINAは日本の女性ファッションモデル


株式会社jolie poupe'e ー所属

VOGUEの専属モデルを務める。



17歳の時にスカウトされて以来、モデルとして第一線で活躍している。又、高い演技力も評価されモデルのみならず、女優としての活躍も期待されている。

現在21歳。


ーそんな彼女が…



まさかうちのカフェにプライベートで来るなんて…



エマ「私ね…本当はあの日…モデルのジュリがうちのカフェに来た時…スッゴク興奮したの…。でも接客業に携わる人間は、どんな時も平常心でいなさいってママに言われてたから……



エマ「だから何とか平静を保っていられたの!でもコレは無理!!あの時だって事前に分かってたってあんなに興奮したんだもん!!不意打ちでこんなスーパースターと対面しちゃうなんてどうすればいいの!?



エマ「どうしよう!!どうしよう!!手が震える!足がワナワナしてる!!

アキナ「私…NINAがJennyのモデルだった頃からずっとファンだったの…

※NINAが専属モデルを務めていたティーンズ向け雑誌



アキナ(どうしよう!!まさかずっと大ファンだったNINAのプライベートな姿を見ることができちゃうなんて!!



アキナ(今すぐ駆け寄って話しかけたい!!でもダメ!!今の私はスタッフ!!仕事に集中よ!!



ニナ「あの」

アキナ、エマ「はいっ!?



ニナ「今日は無理を聞いて頂いたそうで…本当にありがとうございます!」

※2人から見たニナ

エマ、アキナ「い、いいえ!!とんでもないです!!



ニナ「お料理どれも凄く美味しいんですけど…特にプライムリブが美味しいです✨これはオーナーさんが作られてるんですか?」

エマ「あ!それは…オーナーとスタッフが作っております!!

ニナ「スタッフさん?」

エマ「はい!あ!あそこにいるーー」



ニナ「オーナーさんと一緒に厨房を担当されているスタッフさんですか??」

アリス「はい!そうです!オーナーは私の母で…。今日は私も厨房を担当させて頂きました!」



ニナ「凄いんですね✨✨プライムリブ凄くすごく美味しいです!ありがとうございます✨」

アリス「そ、そんな…!!こちらこそ!!」



ニナ「皆もこれ食べた??スッゴく美味しい♫」

メイ「ニナって案外肉食系女子よね!」

ニナ「えー?だって凄く美味しいのよー!」



サラ(!!ちょっと!!このノンアルコールカクテルめちゃくちゃ美味しいっ!!

ニナ「サラ」




サラ「?なに?」

ニナ「…やっぱり今日は…来なかったのね…」

サラ「ちょっとだけでも顔出せばって誘ったんだけどね」



ニナ「元気にしてる?」

サラ「元気よ!図体ばっかりデカくて益々無愛想な可愛げのない奴に進化しちゃったわ」

ニナ「ふふ!その言い方!」



ニナ「そっか……元気ならいいの!……流石に顔を出すのは厳しいものがあるでしょうしね(笑)」

サラ「まあ、こんなおしゃれなカフェにあんな兵隊ヤクザなんか相応しくないわ」

ニナ「サラってば本当に弟には容赦ないわね💧」



メイ「じゃあね!ニナ!サラ!今日はありがと〜!!」

ナオミ「無理して体調崩さないようにね!!またねー!!」

ニナ「2人ともまた会おうね!!」



サラ「今日は車で来たの?」

ニナ「車よ!でもナビの言う通りに運転してたはずが迷っちゃった💦」

サラ「昔から地図見るのとか苦手だったものね〜。ニナは」



アリス「本日はありがとうございました。至らない点が多く、ご不便をお掛けしたと思いますが…」



サラ「こちらこそ色々我儘を聞いて頂いて、ありがとうございました。是非また利用させてくださいね🎵」

アリス「はい!お待ちしております」



ニナ「私からもお礼を言わせてください。今日はとても楽しいひと時をありがとうございました」



エマ「いえ!!こちらこそ!!」

アキナ「あ、あの!!ニナさん!!」

ニナ「?はい?」



アキナ「私…!!ニナさんの大ファンで…!!あ、あの!!これからも応援しています!!」

ニナ「まあ!嬉しいっ!!これからも頑張るから応援してね❤️」

アキナ(キャアアアアアアーッ❤️❤️❤️



アリス「すっごく素敵な人だったわ……

エマ「こっちこそ夢のような時間だった……」

アキナ「どうしよう…!もうこの手は洗えない!



実際のニナさんは、テレビや雑誌で見るよりずっとずっと綺麗で優しくて可愛いらしさも併せ持った…



とても素敵な人だった……。



「…………」



「……ん?」



(…誰かの落とし物か?)



(…キーケース?…不用心な奴がいるものだな…)

アリス「どうかされましたか?」



「あ、いや…別にーーーーー」

アリス「…あら??」



アリス「…マオ…くん…よね?同じクラスの…」

マオ「…え………」

アリス「私!同じクラスのアリス!」

マオ「あ、ああ……」



アリス「どうしたの??こんな所で…。あ!もしかしてうちのカフェにご飯食べに??ごめんなさい、今日はもう閉店で…」

マオ「うちの…カフェ?じゃあこの店ーーー」

「あ!さっきのスタッフさん!すみません💦」



「私…店内にキーケースとか落としていませんか!?」



「私ったらよりにもよって💦…あ!お店に電話するの忘れてたわ!本当に私ったらーーー」



ニナ「………え?」



ニナ「……マー君?」



アリス「…え?」


この2人って………



…知り合いなの?





to be continued