システム開発の見積もりブログ -9ページ目

[と掌握術] とある現実な掌握術 Grasp Magic

image

禁書目録のマジックを真似て、攻撃魔法的なディベート法とか、ダブルスタンダード的な権謀術数を晒してみたり、とか

シニア市場は、100兆円、から何がわかるか?

先日の日経の夕刊に「シニア商戦活況 100兆円突破」とあったのだが、さて?本当なのか?と思って試算。

単純に、シニアの対象が、60歳以上ということで、この世代の人口で 100 兆円を割ると、ひとり当たりの消費金額が簡単にわかりますね。

高齢者・60歳以上の人口の割合・国別順位 - 世界保健機関(WHO)世界保健統計(2010年)
http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2010_population_aged_over60.php

を見ると、日本は人口の 29% ということなので、現在の人口が、約12.7億人

割り算をすれば、

 100兆円 / 12.3億人 x 29% = 約27万円/年間

image

ということになりますが、ばらつきはあるでしょうが、年間27万円というのは高いのか低いのか。

ちなみに、先の記事では、「個人消費全体の44%に達しており」ということなので、個人消費全体は、227兆円。

60歳未満の人口比率が、61% なので、これを使うと

image

のように、60歳未満の年間消費平均が15万円になります。

これは、学生や子供までも含まれるので、単純に比較はできませんが、社会保険料や年金をもらう側/払う側、で比較すると、どのていど「散財」するのかが分かりますね。

余談を云えば、個人消費先が、国内であれば国内で働いている人の収入になるのですが、海外旅行や海外製品を消費対象にするとそのまま流出してしまう、という現象になるのです。

という話。

決断すること

image

と思っているんですかね?JSD095 君。

参考先

野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】
http://kawaraban.kantei.go.jp/