(会計王11を前提としています)


最初に現金で支払ったため、取引摘要辞書登録に


電話代の支払 通信費 ×× 現金 ××


と登録し、


次に普通預金で支払ったため、


電話代の支払 通信費 ×× 普通預金 ××


と登録した場合


預金出納帳 普通預金での入力を前提とします。


摘要を呼び出すと・・・

電話代の支払

電話代の支払


2つの摘要がでてきます。


通信費 ×× 普通預金 ××と登録した方を選択すると


12/9 電話代の支払   通信費       .................


相手勘定科目がでてきますが、


通信費 ×× 現金 ××と登録した方を選択すると


12/9  電話代の支払   ..................... .................


とだけでてきて相手勘定科目がでてきません


そこで、預金出納長 普通預金の画面で画面右上

機能(F9)

(機能設定)→(入力チェック)

(科目で取引摘要を絞り込む)に✔を入れます。


そこで摘要を呼び出すと


(電話代の支払)が1つだけでてきますので選択すると


12/9 電話代の支払  通信費    ...................


となり相手勘定科目が自動的にでる(電話代の支払)

に絞込みます。


その他、買掛金の支払を現金で支払ったり、


普通預金で支払ったりする場合が実務上よくあります


ので(科目で取引摘要を絞り込む)に✔を入れておく


と入力作業の効率が上がるでしょう。
























 先日、スペースキーでの前行のコピーについて紹介しまし

たが、今回はエンターキーでの前行の仕訳のコピーについ

て紹介します。


完全に前行コピーをしたい場合


11/1 駐車場代の支払  旅費交通費 1,000 現金 1,000


改行した後にスペースキーを押すと




11/1 駐車場代の支払  旅費交通費 1,000 現金 1,000

 

11/1 駐車場代の支払  旅費交通費 1,000 現金 1,000


となります。


別の方法で


簡易振替伝票入力の画面上の機能(F 7)をクリックします。


(機能設定)→(入力チェック)→<Enterキーで前仕訳の値を

コピーする>にを入れ、OKをクリックします。


11/1 駐車場代の支払  旅費交通費 1,000 現金 1,000


日付行から3回Enterキーを押すと


11/1 駐車場代の支払  旅費交通費   0 現金    0


となり、金額欄は0の状態で前行のコピーができます。


前行の仕訳と金額が同じ場合はスペースキーで前行コピー

をし、


前行の仕訳と金額が異なる場合、こちらの方法で前行を

コピーするほうがいいかもしれません。














<B/S科目の補助設定>

会計王11を前提としています。



長期借入金に科目補助を設定する事によって入力が

し易くなります。

また法人であれば決算時に内訳書を作成しなければ

なりませんので、その際にも便利になります。



(導入)→(科目設定)→(勘定科目設定)と進みます。


長期借入金に補助を設定するのですが、毎月借入金

の元本が同じである場合は、補助に元本の金額

(50,000)と設定します。


同じ銀行から2以上の借入をしている場合もあるため

補助は元本の金額を設定するのがいいでしょう。


(導入)→(辞書登録)→(取引摘要辞書登録)と進みます。


A銀行へ借入返済(50,000) 

長期借入金 50,000/普通預金 50,000

(50,000)


A銀行へ借入返済(100,000) 

長期借入金 100,000/普通預金 100,000

(100,000)


と設定します。


A銀行への返済金額が51,000円である場合

1,000円を利息の支払として入力すれば入力も楽に

できます。


また会計王の借入ごとの残高と残高証明書との金額が

合っているかも確認できます。