2023年9月2日、前回の8月19日に岡山県内の姫新線駅を訪問した際、デジタルカメラのトラブルで数駅分の画像データがフォーマットされてしまいました。そのため、今回も自動車でリベンジ訪問を敢行しましたが、ただリベンジするだけでは…とも思ったため、周辺にある伯備線の駅も一緒に訪問しました。データは失わずに済みましたw
尚、当記事では前々回の記事の本文を一部流用しています。ご了承下さい。
今回の日程 2023年9月2日 (土)
自宅350(自動車・加古川BP→姫路BP→播但連絡道路→中国自動車道→国道180号→国道182号→県道8号)615足立640(県道8号)650新郷710(県道8号→R182→R180→中国道→県道32号)800刑部826(県道32号)837富原854(県道32号)908月田924(県道32号→国道181号)937中国勝山1021(国道181号→米子道→中国道→播磨道→山陽道→姫路西BP→太子竜野BP→姫路BP→姫路市道)1253小赤壁1300(姫路市道→国道250号)1400自宅
【帰宅】
この日も3時に起床して、朝食を済ませてから自宅を出発し、前回と同じく加古川バイパス→姫路バイパス→播但連絡道路を経由して福崎インターチェンジ(IC)から中国自動車道を西へ走りました。8月訪問時は岡山県東部の林野駅を訪問するため美作ICで下車しましたが、今回はサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)でのトイレ休憩を挟みつつ岡山県西部の新見ICまで乗り通しました。
岡山県東部の勝央SAで休憩したときは暗かったですが、岡山県西部の大佐SAで休憩したときは明るくなっていました。
新見ICを下車後は国道180号線~182号線の順で西へ走り、備中神代駅近くから伯備線に並行する県道8号線を北上しました。2車線未満の箇所も多い狭い道路で、狭い所で対向車が来ないよう祈りながら走っていましたが、心配していた事は起こらず無事に第一目的地の足立駅(あしだちえき)に着きました。島式ホーム1面2線で、東側にある簡易駅舎とは跨線橋で結ばれています。駅前は西川の谷が形成した険しい山地で、駅前に民家はありません。
ホームを観察時には下り普通列車がやって来ました。また、昨今の伯備線は特急『やくも』用車両の世代交代の時期に入っており、沿線には撮り鉄の人が多くなっています。足立駅でも私が駅訪問を終えると、入れ替わるようにファン1名が足立駅へと入っていきました。
足立駅を後にして、さらに北を目指します。県道8号を走り続けます。足立駅の少し北には足立石灰工業の工場を中心に集落が形成されています。その後は何度も伯備線と交差しながら山奥を走り、10分程度で次の目的地である新郷駅(にいざとえき)に到着しました。駅舎は存在せず、幅が狭い相対式ホーム2面2線を備える交換可能駅です。西側ホームは山の斜面に張り付いています。私の訪問時は普通列車が停車しており、すぐに発車していきました。駅構内にファンはいませんでした。こちらも駅前は民家すら無く、新郷の集落は駅から約1km北に形成されています。
駅前で撮影していたら、特急『やくも』のスーパーやくも色編成が通過していきました。
まともに撮影できませんでした……orz
もっと伯備線の駅を訪問したいのですが、時間の関係で姫新線の駅訪問へと移ります。新郷駅を発車後は県道8号などを逆戻りして新見ICから大佐スマートICまでは中国道でワープしました(青春18きっぷ使用時に新幹線ワープをするような感じでしょうかw)。その後は姫新線に並行する県道32号を北上し、8時頃に刑部駅(おさかべえき)に着きました。2週間前に訪問して、撮影した写真の大半のデータが消えた駅です。相対式ホーム2面2線で、西側に比較的新しい和風デザインの駅舎がありますが、無人駅です。駅前は狭い通り沿いに集落が形成されており、北側に広がる市街地へと続いています。こちらも駅名は「刑部」で地名が「小阪部」と異なりますが、こちらは「刑部」が自治体名だった時代もあったため、「刑部」表記の施設もあります。データが消えるのを恐れて、複数のデジカメで同じ所を撮影したりして対策をしました。
刑部駅の次は富原駅へと移動します。大きく蛇行する姫新線に並行する県道32号線を東へ西へ走ると、山間部にある富原駅に着きました。無人駅で、県道32号沿いに1994年改築の寄棟造の木造駅舎が鎮座しています。単式ホーム1面1線で、かつては2面2線の交換可能駅でした。ホーム跡が残っています。駅前は県道沿いに民家が数えるほどあるのみで、富原の集落は駅から離れた北側にあります。また、駅舎内には地元出身の女性モデルを起用した「富原茶」のポスターが貼ってありました。富原はお茶の産地のようです。こちらでも入念に撮影しました(8月訪問時も撮影しましたがw)。
富原駅の次は月田駅です。姫新線沿いに山間部を東へ走ります。姫新線はトンネルが多い区間ですが、県道32号もトンネル主体のバイパス道路になっています。そして盆地に出ると旧道に逸れて、月田駅に到着しました。無人駅で、単式ホーム1面1線ですが、当駅も昔は2面2線で、ホーム跡が残存しています。東側にログハウス風の駅舎があります。駅前は住宅が多くなく、駅近くには材木工場があります。当地は林業が盛んのようです。ここでも複数のデジカメで念入りに撮影しました。
月田駅を後にして、中国勝山駅を目指します。県道32号を北上すると山間部で国道181号線に合流し、以後は新庄川の渓谷に沿って東へ走りますが、しばらくすると盆地に出て市街地の中を走るようになると主要駅である中国勝山駅に着きました。以前は地方の国鉄主要駅タイプの長い駅舎だったと思われますが、2000年に木造駅舎風にリニューアルされていて、白壁造り風の外観になっています。簡易委託駅ですが、中に入ると土曜日だったため窓口は閉鎖されていました。相対式ホーム2面2線で、2番ホームから離れた裏側には側線があります。駅自体は閑散としていましたが、駅前の高速バスのりばには人が多かったです。2週間前に訪問した際はお盆休みの終わりだったのでUターンする人の姿が見られましたが、今回は軽装で岡山方面へ出かける人が多い印象でした。ここでもしっかりとリスク分散の撮影を心がけました。
まだ10時20分ですが、これにて本日のミッションクリアとなりました。次の久世駅から先は前回訪問時のデータが消えていないので(データ消失の後に訪問、別のメモリーカードで撮影しました)。
中国勝山駅を出発して国道181号を東へ走り、久世駅の手前で南へ逸れて、前回訪問時も利用した「マクドナルド」で早めの昼食を済ませました。
昼食後は国道181号へと戻り、久世ICから米子自動車道に乗りました。少し南下すると落合JCTで中国道に合流し、ひたすら東へ走りました。正午前に兵庫県に入りました。いつもなら福崎ICまで走るのですが、今回は夜間にしか通っていない播磨自動車道を走りました。片側1車線の対面通行で、山間部を走るためトンネルの割合が高かったです。その後は播磨JCTから山陽自動車道に入ってすぐの所にある龍野西SAでトイレ休憩をしてから東へ走り、山陽姫路西ICで下車。姫路西バイパスを経由して姫路バイパスに入りましたが、まだ帰るには早かったので、自宅から遠くないもののまだ行ったことがない景勝地である小赤壁(兵庫県姫路市南東部)へ行ってみることにしました。姫路東ICを下りて南下し、山陽電気鉄道本線と国道250号線を越えてさらに南の播磨灘沿いの集落を通り抜けると小赤壁に着きました。小赤壁とは播磨灘沿いの断崖で、海側から見たら分かりやすいのですが、陸側からですと分かりませんw 高台になっているので遠方の景色を眺められましたが、ちょっと霞んでいたのが残念でした。明石西部~加古川~高砂~姫路の海沿いは埋め立てられている所が多く、まともに海を眺められる箇所自体が少ないのですが、ここには自然の景色が残っていました。最寄駅は山陽電車の八家駅ですが、2kmほど離れていて歩きではちょっときついと思っていたので、一度車で行ってみたい場所でした。
あとは帰るのみです。小赤壁を後にして、国道250号線経由で加古川市に戻り、帰宅しました。
この日撮影したデータは消えずにちゃんとHDDに取り込めました。リベンジ成功ですww
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)