今は見られない列車・車両・塗色(98・ポートライナー8000型)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第98回目は、神戸新交通ポートアイランド線【ポートライナー】の初代車両として活躍していた、
8000型電車です。
 
1980年、ポートライナーの三宮~北埠頭~中公園間の開業1年前に、
6連×12本=72両が一気に製造され、その後は増備されませんでした。
耐食アルミ二ウム合金車体、ロングシートで、サイリスタ位相制御が採用されました。
また、世界初の自動無人運転に対応した車両で、
時折運転士が乗務しない場合は運転席が開放されており、座ることができました。
運転席のみクロスシートでした。
 
2000年代に入ってもアルミ車体が効果を発揮し、塩害にも耐えてきました。
その後、2006年に神戸空港方面への延伸線が開業することになり、
さすがに8000型の増備では無く新型の2000型が立ち上がり。
この時点では8000型に影響が出ず、8000型も神戸空港に乗り入れていました。
しかし、老朽化が進行していたことから2008年以降、
2000型増備車により置き換えが進められ、
翌2009年に全車が引退しました。
 
私は子どもの頃から何度も乗ってきました。
昭和時代は未来の電車に思えましたが、
さすがに2000型導入後は古く見えてしまいました…。
  
(参考:Wikipedia)