今は見られない列車・車両・塗色(80・名鉄2代目3300系)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


(Wikipediaの写真を使用)
 
このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第80回目は、名古屋鉄道(名鉄)で活躍していたAL車の車体更新車・2代目3300系電車です。
 
AL車でも経年の浅かった3850系、3900系の機器を流用して、
6500系並みの車体を新造し、1987年に3両編成4本がデビューしました。
しかし前面は6500系の「鉄仮面」ではなく、6000系ベースの貫通構造になりました。

種車や6500系はセミクロスシートでしたが、2代目3300系はオールロングシートになりました。
座席はグレードダウンしましたが、冷房が搭載されたため(能力は低かったですが)、
結果として種車よりグレードアップしたと言えます。
 
デビュー以来、普通列車をメインに使用されました。
当初は本線運用にも就いていましたが、後に犬山地区の支線運用が中心になりました。
1996年以降は引退したHL車の代替として築港線運用も担当しました。
 
3両編成ということや、既に大半のAL車が引退していたこともあり、
他のAL車との併結運用は存在しなかったと思われます。
2代目3300系同士の6両編成も見たことがありませんでした(あったかもしれませんが)。
 
支線中心に地道に頑張っていましたが、
メインで活躍していた小牧線が2003年に名古屋市営地下鉄上飯田線と相互直通運転を開始するにあたり、
直通開始前の2002年から20m4扉車の300系を導入したため、
2代目3300系は車体こそ更新後15年程度と経年が浅かったものの、
足回りは半世紀程度使用されていたため老朽化が進行し、またメンテナンスに難があるため、
2003年に全廃され、短命に終わりました。
 
廃車後は台車がえちぜん鉄道に譲渡され、標識灯が6500系1次車に流用されました。
 
 

私は本線運用時(1980年代)と築港線乗りつぶし時(2000年)に乗車したことがあります。
私が撮影した2代目3300系の写真はこれしかありませんでしたw

6000系列の車体と吊り掛けサウンド、乗車時は違和感に萌えましたww