標茶駅【北海道】(釧網本線。2011年訪問)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
北海道道東地区内陸部、釧路湿原の北限に相当する標茶町の中心市街地に位置する釧網本線の主要駅で、釧路から運転される『SL冬の湿原号』の終着駅、そして民営化直後までは標津線の分岐駅だった難読駅、
標茶駅 (しべちゃえき。Shibecha Station) です。
 
尚、写真は2014年撮影で、古いです。現在は変化が見られるかもしれません。ご了承下さい。
 
 
駅名  
標茶駅 (B 61)       
 
所在地  
北海道川上郡標茶町             
 
乗車可能路線  
JR北海道:釧網本線      
 
隣の駅  
網走方………磯分内駅  
東釧路方……茅沼駅   
  
訪問・撮影時  
2014年6月  
 
 


駅舎です。上写真は南東方向を、下写真は東方向を望む。
西側に駅舎があります。
三角屋根が特徴です。国鉄時代の1974年に改築されました。
バリアフリーは部分対応です(2番線へのルートは階段のみです)。
駅前広場があります。
 
 

駅前です。西を望む。
周辺は標茶町の中心市街地が広がっています。
左前方の建設中の建物は、現在の「セブン-イレブン」です。
 
 

改札口です。
有人駅(業務委託駅)で、駅巡りの大敵である北海道名物(?)の列車別改札が採用されています。
簡素な自動券売機と『みどりの窓口』があります。
改札の先はⅠ番線ホームです。
 
 

ホームより改札口を望む。
寒冷地であるため扉が設置されています。
右側には縦型の駅名標があります。下のサッポロビールの広告に萌えますw
 
 


吊下式駅名標です。電照式と思われ、バックライトはローカル線では破格のLEDかもしれません。
駅ナンバリング「B 61」が併記されています。
下写真は駅名標の下にレールが展示されていますが、標津線で使用されていたものでしょうか?
 
 

標茶駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面、計2面3線です。
右の島式ホーム右側3番線は標津線の本線でしたが現在は使用停止中です。
左の単式1番線と右の島式左側2番線の間には中線の線路跡が確認できます。
両ホームは跨線橋で結ばれていますが階段のみです。
1番線に面して改札口があります。
写真は1番線より網走方を望む。
 
 

こちらは1番線より東釧路方を望む。
右の1番線が上り網走方面、左の2番線が下り東釧路・釧路方面です。
 
 

2・3番線の網走方には標津線の起点駅だったことを示す木製の碑(中央)と、観光列車『SL冬の湿原号』の乗客向けに設置されたと思われる「標茶驛 ふるさとの鐘」(右側)が設置されています。
3番線の向こう側には側線があり、網走方には車庫があります。保線用車両が格納されているのでしょうか?
 
 

1番線より網走方を望む。
この先、釧路川に沿って農村風景の中を北上して網走駅を目指します。丘陵地は接近しますが、山間部に入るのはまだまだ先です。
 
 

1番線より釧路方を望む。
この先、釧網本線南部区間のハイライトである釧路湿原の東端部に沿って南下し、東釧路駅および釧路駅を目指します。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2014年 (列車の長時間停車の際に下車)            
  
鉄路のみで  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復不可   
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復不可  
   
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり    
飲食チェーン店・・・なし    
 
東京、大阪とも到達難易度は非常に高いですが、釧網本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は標茶駅でも途中下車してみて下さい!
  
(参考:JR北海道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)