伊予市駅【愛媛県】(予讃線。2010年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
愛媛県中部、伊予市の中心市街地に位置する予讃線の主要駅で、JR四国における電化区間の最西端の駅、そして伊予鉄道郡中線の終着駅である郡中港駅との乗換駅である、
伊予市駅 (いよしえき。Iyoshi Station) です。
 
尚、写真は2010年撮影と古く、現在は変化が生じていると思われます。ご了承下さい。
 
 
駅名  
伊予市駅 (U 05)        
 
所在地    
愛媛県伊予市               
 
乗車可能路線  
JR四国:予讃線【伊予長浜経由旧線の愛称:愛ある伊予灘線】  
  
隣の駅  
松山方・高松方……………鳥ノ木駅  
宇和島方・伊予長浜方……向井原駅             
  
乗換可能駅  
伊予鉄道:郡中線……郡中港駅まで徒歩4分  
  
訪問・撮影時  
2010年9月  
 
 


伊予市駅は西側に木造駅舎があり、修繕しながら使い続けています。
出入口~駅舎内~1番ホームへは段差なく移動可能ですが、島式ホームへは階段のみの跨線橋しかなく、バリアフリー非対応です。
駅前広場があり、タクシー乗り場が設けられています。バス停は北側の国道378号沿いにあります。
 
有人駅ですが、『みどりの窓口』はありません。出札窓口も日中しか営業しません。
自動券売機はあるものの、自動改札機は未設置で、ICカードはエリア外です。
 
写真は東を望む。
 
 

駅前です。西を望む。左後方に伊予市駅があります。
駅西側は伊予市の中心市街地ですが、活気に欠ける印象です。
西側に郡中港があり、北側に伊予市役所があります。
南側や駅裏の東側は住宅地です。
国道378号を挟んで写真右前方には伊予鉄道郡中線の郡中港駅があり、乗換可能です。
 
 

駅名標です。
JR四国の標準デザインで、所在地も併記されています。駅ナンバリングは「U 05」です。
海沿いを走る旧線は1駅南の向井原駅から分岐し、伊予大洲駅で内子経由の新線と合流します。
 
 


伊予市駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面、計2面3線です。
右側の単式1番のりばが駅舎に面しています。
左側の島式2番・3番のりばとは跨線橋で結ばれています。
写真は宇和島方を望む。
 
 

こちらは跨線橋より高松方を望む。
高松方はこの先、起点駅の高松駅まで電化区間が続きます。まずは松山平野の田園風景の中を北上し、松山駅を目指します。
 
 


宇和島方を望む。電化区間は伊予市駅までです。
これより先、山間部へと進んでいきます。かつては伊予灘沿いの断崖を走って伊予長浜経由で伊予大洲駅を目指していましたが自然災害のリスクが高いため、1駅先の向井原駅から山側へ分岐し、内子線も利用して伊予大洲までを短絡する新線が国鉄時代末期に開業し、特急『宇和海』は全て新線経由です。一方、ローカル線に転落した旧線の風光明媚さは以前と変わらないため、観光需要喚起のため「愛ある伊予灘線」の愛称が付けられ、現在は観光列車『伊予灘ものがたり』が運転されています。
   
   
あとがき   
下車(乗車)時・・・2010年              
  
鉄路のみで  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)  
コンビニ・・・・・・あり    
飲食チェーン店・・・なし   
 
東京・大阪とも到達難易度が高いですが、予讃線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は伊予市駅でも途中下車してみて下さい!
    
(参考:JR四国のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)