第1548回('23) 南海汐見橋線を乗り鉄・降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2022年3月4日、この日は週末にしては珍しく(?)天気が良さそうだったので、大阪へ乗り鉄・降り鉄に出かけました。
主に西側(海側)の駅を降り鉄していきました。
大阪へのアクセスは今回もJRではなく山陽電車+阪神電車を利用し、『阪神・明石市内1dayチケット』を使うことで出費を抑えました。
 
今回は後半の内容です。
新今宮駅から南海本線で岸里玉出駅へと移動し、南海汐見橋線(正式には高野線の一部)に乗り換えて全駅を降り鉄していきました。汐見橋駅到着後は阪神なんば線に乗り換えて、阪神本線~山陽電鉄本線のルートで途中下車しつつ帰宅しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
今回の日程  2023年3月4日  (土)    【後半】    
  
新今宮1215(南海本線)1219岸里玉出1255(南海汐見橋線)1257西天下茶屋1327(各停)1329津守1359(各停)1401木津川1431(各停)1432芦原町1502(各停)1504汐見橋/桜川1550(阪神なんば線)1557千鳥橋1627(普通)1636尼崎1638(阪神本線・特急)1701神戸三宮1712(本線→阪神神戸高速線→山陽電鉄本線・直通特急【赤】)1742山陽明石1744(山陽電鉄本線・普通)1757西江井ヶ島1812(普通)1815東二見      
  
【帰宅】       
  
新今宮駅からは南海電車に乗車します。乗車したのは12時15分発の南海本線下り普通車・和歌山市行きで、車両は旧型の7100系2連+4連でした。私は最後部車両(4連側)に乗り込みましたが、前の方の車両は空席があったものの最後部車両は始発の難波駅から乗車した人が集中したため満席でした。私はドア脇に立ち、道中は車窓風景を眺めていました。そして私は2番目の停車駅である岸里玉出駅で下車しました。岸里玉出駅は南海本線・汐見橋線のホームと高野線のホームが離れており、高野線は当駅で極楽橋方面と汐見橋方面が分断されています。また、岸ノ里駅と玉出駅を統合した駅である事から、それぞれの旧駅利用者に配慮して南海本線ホームの南北に改札口があります。
 
 

 
私は南北の駅前を散策してから再入場して汐見橋線ホームへと向かい、12時55分発の各駅停車・汐見橋行きに乗車しました。ズームカーの2230系2連2233Fで、この日は1編成が汐見橋線をピストン運行していました。当然(?)、ワンマンカーです。私は後部車両に乗り込みましたが、車内は空いていました。2両合わせて15人程度いましたが、まぁまぁ多い印象でした。
 
 

 
私は一番後ろの席に座り、道中は後方展望を楽しんで、1駅目の西天下茶屋駅で下車しました(12:57着)。相対式ホーム2面2線で、各ホームの汐見橋方に古い駅舎があります。乗降客は少ないですが、このような駅にも自動改札機や自動券売機がしっかり備えられているのは大手私鉄ならではです。駅周辺は住宅密集地で、南側にはアーケード商店街もありそこそこ賑わっていますが、汐見橋線を利用する人は多くありません…。
 
 

 

 
西天下茶屋駅からは13時27分発の各停・汐見橋行きに乗車。先ほどと同じ2233F2連で、車両はこの30分で汐見橋線を1往復しています。私が乗り込んだ後部車両はガラガラで、着席して後部展望を楽しみました。そして私は次駅の津守駅で下車しました。2面2線の駅で、双方のホームは岸里玉出方にある構内踏切で結ばれています。構内踏切の岸里玉出行きホーム側に便所の小屋がありますが、使用停止になっていました。駅舎は構内踏切の汐見橋行きホーム側にあり、簡素な構造です。周辺は住宅街ですが、西側一帯は大阪府立西成高等学校と西成公園で占められています。
 
 

 

 
津守駅では13時59分発の各停・汐見橋行きに乗りました。やはり2233F2連で、ガラガラの後部車両に乗車・着席。水分補給をしながら後方展望をして、次駅の木津川駅で下車しました。島式ホーム1面2線で、かつての貨物設備の遺構が見られました。昔はもう少し構内が広かったと思われます。駅舎は汐見橋方の西側にあり、レトロな平屋建てです。改札内のトイレは使用可能でした。また、駅前は線路反対側の東側には住宅があるものの、駅舎がある西側は工場や倉庫ばかりで、しかも土曜日だったので通行人が皆無でした。乗降客も汐見橋線最少かつ大阪市内駅最少で、よく「都会の中の秘境駅」と揶揄されています。
 
 

 

 
木津川駅からは14時31分発の各停・汐見橋行き(2233F2連)に乗車しました。乗り込んだ後部車両は他に乗客がおらず、貸切状態でした。私は一番後ろに座り、後方展望をして道中を過ごし、次駅の芦原町駅で下車しました。相対式ホーム2面2線で、岸里玉出方の東側に小さな駅舎があります。2つのホームは構内踏切で結ばれています。駅前は住宅街ですが通行人が少なかったです。また、約300m南東には大阪環状線の芦原橋駅があり、汐見橋駅からも遠くないため、芦原町駅も利用が低迷しています。
 
 

 

 
芦原町駅では15時02分発の各停・汐見橋行き(2233F2連)に乗車。後部車両はガラガラで、今回も一番後ろの席で後方展望を楽しみました。そして2分の乗車で終点の汐見橋駅に到着しました。汐見橋線は数年に1回乗り鉄していますので、起点駅・終着駅である汐見橋駅は何度も訪問・撮影していますが、今回も改めて撮影しました。島式ホーム1面2線で、北側の終端部にレトロな駅舎があります。改札口上部の側壁にあった観光案内図が新しくなっていました。駅前は市街地ですが、汐見橋駅のみローカルムードが漂っている印象でした。
 
 

 

 

 
まだ15時台ですが、これから寄り道しながら帰宅の途につくとします。汐見橋駅を出て、隣にある阪神なんば線の桜川駅(地下駅)へ。『阪神・明石市内1dayチケット』(1,650円)で入場し、15時50分発の普通・尼崎行きに乗車しました。L/Cカーの近鉄5800系6連で、ロングシートにセットされていました。私はガラガラだった最後部車両で着席し、道中地下区間はスマホを操作、地上区間は車窓風景を眺めて過ごしました。そして私は西九条駅の1駅先の千鳥橋駅で下車しました。西大阪線時代から存在する相対式ホーム2面2線の高架駅で、駅前は市街地です。此花区役所への最寄駅です。駅前には通行人のほか、自転車の往来が多かったです。この付近は駅が少なく、また概ね平坦なので、自転車の特性が生かせる地域です。
 
 

 

 
千鳥橋駅からは16時27分発の普通・尼崎行きに乗車。今度は阪神車で、1000系6連でした。乗り込んだ最後部車両は半分ほどの席が埋まっていましたが、私は空席に座りました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、16時36分に到着した終点の尼崎駅まで乗り通しました。
 
 

 
尼崎駅では2分の連絡で阪神本線下り特急・須磨浦公園行きに乗り継ぎました。明石方面へ戻るには次の直通特急を待たなければならないのですが、少しでも先行しておこうと思い、この特急に乗り込みました。この特急も1000系6連で、私が乗り込んだ最後部車両は立客が多かったです。何とかドア脇を確保して道中は車窓風景を眺めました。駅ごとに少しずつ乗客が減少し、私は芦屋駅で空席に座り、以後も車窓風景を眺めました。岩屋通過時に地下区間に入り、17時01分に神戸三宮駅到着。私は須磨浦公園駅まで乗り通さず、ここで下車しました。
 
 

 
下車後はトイレ休憩をしてから17時12分発の直通特急【赤(神戸市内小駅通過型)】・山陽姫路行きに乗車しました。山陽電鉄5000系6連で、私は5両目へ。先頭で並んでいたので空いていたクロスシート窓側席に座れました。神戸三宮乗車組で車内は満席になりました。道中は地下区間ではスマホを操作し、地上区間では車窓風景を眺めました。そして私は山陽明石駅で下車しました(17:42着)。
 
 

 
山陽明石駅では直通特急を待避していた普通車・山陽姫路行きに乗り継ぎました。旧型の3050系4連で、最後部車両で着席しました。発車時点で大半の席が埋まっていました。まだ暗くなっていなかったので道中は車窓風景を眺めて過ごしました。また、停車駅ごと乗客がに少しずつ減少しました。そして私は今回、西江井ヶ島駅で下車しました(17:57着)。西江井ヶ島駅は2019年6月に訪問したのですが、後に駅舎が改築されたため、再訪問した次第です。江井島地区には酒蔵がある事から、蔵をイメージしたと思われるデザインの駅舎が旧駅舎と同じ場所に鎮座しています。何とか暗くなり切る前に訪問できました。
 
 

 

 
これにて本日の駅訪問は終了し、東二見駅へ戻るとします。西江井ヶ島駅からは18時12分発の普通車・山陽姫路行きに乗車しました。6000系3連で、私は先頭車両で着席しました。車内を見渡すと半分程度の席が埋まっていました。もう暗くなっていたので道中はスマホを操作して過ごしました。そして私は2駅目の東二見駅で下車しました(18:15着)。
 
 

 
東二見駅到着後は改札を出て北口のコインパーキングへと移動し、自動車で帰宅しました。
今回は大阪市内臨港部の駅を中心に訪問できました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)