1999年撮影。
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
愛知県南東部、東三河地方の代表都市である豊橋市の中心市街地に位置する豊橋鉄道渥美線のターミナル駅である、
新豊橋駅 (しんとよはしえき。ISHIKOSHI Station) ですが、
今回は移転前の1999年の状況をレポートします。
尚、新豊橋駅は再開発により2008年に西約40m、元のJR用地に設置された新駅へと移転しました。その後、旧駅の設備は速攻で撤去されました。今回は移転前の写真のみを掲載します(1枚しかありませんがw)。
駅名
新豊橋駅 (当時は駅番号なし)
移転日
2008年6月5日
所在地
愛知県豊橋市
路線
豊橋鉄道:渥美線
隣の駅
三河田原方……柳生橋駅
乗換可能駅
豊橋鉄道:東田本線【豊橋市内線】……駅前停留場まで徒歩5分
名古屋鉄道:名古屋本線…………………豊橋駅まで徒歩6分
JR東海:東海道本線、飯田線……………豊橋駅まで徒歩6分
JR東海:東海道新幹線……………………豊橋駅まで徒歩9分
旧駅の訪問・撮影時
1999年8月
旧駅は現在駅の約40m東にあり、右側にあったJRの貨物用地の東端に申し訳程度の狭い構内を有していました。
貨物設備廃止後は跡地を再開発する事になり、その一環で新豊橋駅を移転・拡張する運びになりました。
当時の新豊橋駅は単式ホーム1面1線で、終端部(手前側)に駅舎と改札口がありました。駅前は市街地で、
後方の少し離れた場所に名鉄とJRの豊橋駅、および豊橋鉄道東田本線(路面電車)の駅前駅があり、いずれも改札外乗換でした(今でもそうです)。
ホームは広くはないものの、狭すぎるわけではありませんでした。
線路のすぐ東(左)を側道が通っています。駅移転後は側道が拡幅されました。
また、停車している車両は元名鉄のAL車・7300系です。当時は7300系が使用されていましたが、性能が低かったため数年で元東急7000系列に置き換えられ、現在に至ります。
写真は三河田原方を望む。
あとがき
私が旧駅時代の新豊橋駅で下車(乗車)したのは1999年の1度きりでした。以後は全て現在駅へ移転後の訪問です。当時は1面1線で手狭な駅でした。1枚しか写真を撮っておらず、後悔しています…。
移転前の下車(乗車)時・・・1999年
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・あり
新豊橋駅は移転して1面2線になり、現在はダイヤの制約が軽減されたと思われます。旧駅はローカル私鉄の駅に似合っている感じでしたが、不便な駅でもありました。移転前に訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)