青函トンネル記念館駅【青森県】(青函トンネル竜飛斜坑線。2006年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2006年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
青森県北西部の津軽半島先端、竜飛崎近くにある青函トンネル記念館内に設置されている海底ケーブルカーの山上駅(地上側の駅)に相当する、
青函トンネル記念館駅 (せいかんとんねるきねんかんえき。ローマ字表記は不明) です。
 
尚、写真は2006年撮影で、古いです。現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
 
 
駅名  
青函トンネル記念館駅 (地上駅)      
 
所在地  
青森県東津軽郡外ヶ浜町 (旧・三厩村) 
 
乗車可能路線  
青函トンネル記念館:青函トンネル竜飛斜坑線  
 
隣の駅  
海底方……体験坑道駅 (海底駅) 
  
訪問・撮影時  
2006年6月
  
 

 

青函トンネル記念館駅は、竜飛崎近くの高台、青函トンネル記念館の東寄りに設けられています。
ケーブル設備の一部が露出しています。
駅へは館内からアクセスする事になります。
上写真は北東を、下写真は北を望む。
 
駅周辺には民家が少なく、また地形的に強風に見舞われるため、高い木がほとんどありません。
 
 

青函トンネル記念館から竜飛崎に向かう道中には青函トンネル工事による殉職者の慰霊碑があります。
多くの方々の犠牲を伴って我々は青函トンネルで楽々と本州と北海道の移動ができるようになりました。
私も手を合わせました。
 
 

階段国道の近く、津軽海峡冬景色歌謡碑より北を望む。
眼下に竜飛の漁村が望め、その先に津軽海峡を望めます。
対岸は北海道ですが、訪問時は見えませんでした。
この津軽海峡の海底を青函トンネルが通っています。
 
 

階段国道の灯台側出入口です。階段が国道になっています。
階段を下れば海岸沿いの竜飛集落に到達します。
 
 

龍飛埼灯台です。
1932年より使用されており、実に90年以上も頑張っています。
 
 

駅の話に戻ります。
青函トンネル記念館内に駅出入口がありますが、普通の扉で、とても駅出入口とは思えません。
改札はなく、あらかじめ往復券を購入した上で乗車することになります。
 
 

駅名標です。シンプルなデザインです。
 
 

 

青函トンネル記念館駅は島式ホーム2面1線ですが、普段は右側のホームを使用します。両ホームは終端方で結ばれています。
右側のホームに面して青函トンネル記念館があります。
右のホームは階段状になっていますが、左のホームはスロープ状になっています。
写真は終端方を望む。
 
 

体験坑道方(海底方)を望む。
ホームの先に風門があります。風圧防止と列車無人走行による事故防止のために風門が設置されています。風門開場中は駅構内に入ることができません(Wikipediaの本文を引用)。
この先、25%の急勾配で下り続け、778m先、海面下140mの深さにある体験坑道駅へと至ります。道中は全区間地下トンネルです。
 
 

終端方を望む。
ケーブルは館外の巻取装置まで伸びています。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2006年   
  
鉄路など地上系公共交通機関のみで  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復不可 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復不可 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし (館内に売店あり) 
飲食チェーン店・・・なし (館内にレストランあり)  
 
東京・大阪とも到達難易度が非常に高いですが、青函トンネル記念館を見学の際は、ぜひ一度は青函トンネル記念館駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:青函トンネル記念館のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)