至急乗っておくべき路線【2023年版】(1・妙見の森ケーブル)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前年、JR西日本やJR東日本など、路線維持が難しい路線・区間が公表されました。
その他にも全国で存廃問題が出ている線区が複数あります。
 
数年前や昨年も取り上げましたが、
今回はシリーズでなく単発で紹介いたします。
【2016年~2017年板】や【2022年板】と同じ線区が多数登場しますが、ご了承下さい。
 
今回紹介する至急乗っておくべき路線は、
能勢妙見山への参詣路線として、兵庫県川西市で営業している能勢電鉄のケーブルカー・
妙見の森ケーブル【旧・妙見ケーブル】です。
 
2日ほど前、関西のメディアを中心に報道されましたが、Yahoo!ニュースによると、
利用客減や施設の老朽化により、妙見の森ケーブルが2024年6月で廃止されるとの事です。
 
ケーブル路線自体が能勢電鉄妙見線の終着駅である妙見口駅から離れている事もあり、
以前より利用が低迷していた印象です。
近年は中腹でシグナス森林鉄道を営業したりバーベキュー施設を営業したり努力もしていましたが、
そこへコロナ禍が襲いかかり、万事休すといった感じでしょうか…。
ケーブルだけでなく、山上への観光リフトや中腹のバーベキュー施設・足湯も廃止されるそうで、
能勢妙見山へはバスか車でしか行けなくなります(徒歩での登山も可能ですが)。
 
せめて妙見線がケーブルの山麓駅(黒川駅)まで延びていれば結果が違っていたかもしれませんが…。
 
まだ廃止まで1年ありますが、冬季の12月~3月はほぼ運休しますし、
廃止日が早まる可能性もあります。
まだご乗車でない方は、できる限り今年秋までに訪問した方が無難でしょう。