今は見られない列車・車両・塗色(39・寝台特急『なは』)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第39回目は、関西と南九州の鹿児島本線沿線を結んできた寝台特急『なは』です。
 
『なは』の由来は沖縄県の那覇市で、沖縄がアメリカ占領下にあった1968年に、
新大阪~西鹿児島間の昼行特急としてデビューしました。
その後、1975年に同区間を運転する電車寝台特急へと移行し、
581系・583系で運行されてきましたが、1984年にブルートレイン(24系)へと変更され、
国鉄分割民営化によりJR九州の受け持ちとなりました。
しばらくこの状態で推移しましたが、2004年の九州新幹線部分開業により、
運転区間が新大阪~熊本へと短縮。
翌2005年には鳥栖以東が長崎方面の『あかつき』と併結運転となり、
『なはつき』などと呼ばれたりしました。
そして2008年、ついに列車自体が廃止となり、『なは』の歴史は幕を閉じることになりました。

写真は2003年、西鹿児島駅にて撮影。この翌年から急速に衰退していくのでした…。



 

方向幕に「鹿児島中央」が追加されることはありませんでした。
 
 

熊本短縮後は絵入りの方向幕がお目見えしました。