今は見られない列車・車両・塗色(38・キハ31形)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第38回目は、JR九州の非電化区間で活躍していたキハ31形気動車です。
 
国鉄末期の1986年、経営基盤が弱いとされた新生JR九州を助ける意味合いで導入され、
民営化後も増備されました。
両運転台のステンレス車体ですが、廃車発生品が多用されています。
車内は新幹線0系の発生品である転換クロスシートの改造品を使用しましたが、
後に一部がロングシート化されています。
トイレはありません。
また、1両はくま川鉄道へ譲渡されました。
 
九州各地のローカル線で活躍していましたが、
廃車発生品を多用している事で老朽化が早まったのか、トイレ無しが災いしたのか、
2019年までに全車廃車となりました。
くま川鉄道へ譲渡された車両は一足早く2013年に廃車となりました。
 
JR北海道やJR四国で活躍している同期のキハ54形、キハ32形はまだ元気なのですが…。