一勝地駅【熊本県】(肥薩線。2012年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
熊本県南部、球磨村の中心部にある肥薩線の主要駅で、日本三大急流として有名な球磨川の谷に立地する駅、そして縁起がいい駅名として有名な、
一勝地駅 (いっしょうちえき。Isshochi Station) です。
 
尚、2020年に発生した水害により、一勝地駅を含む肥薩線の八代~人吉などが不通になっています。   
一日も早い復旧が望まれますが、利用客が少ない区間でもあり、復旧に着手できるかどうか…。
 
 
駅名  
一勝地駅 (駅番号なし)        
 
所在地  
熊本県球磨郡球磨村          
 
乗車可能路線  
JR九州:肥薩線 【愛称:えびの高原線】     
 
隣の駅  
八代方……球泉洞駅      
隼人方……那良口駅         
  
訪問・撮影時  
2012年12月  
  
 

 

一勝地駅は地平駅で、木造駅舎を有しています。
一見古いですが、新しいのか古いのかは不明です。1番のりばのみバリアフリー対応です。
小さな駅前広場があります。左にある駐車場は郵便局と兼用と思われます。
写真は南を望む。
 
 

駅前です。北を望む。
分かりづらいですが駅の正面を球磨川が右から左へ流れています。
川の両岸に集落があります。球磨村役場は対岸にあります。右側に橋があります。
 
 

駅前です。東を望む。
駅の隣に一勝地郵便局があります。
球磨川の谷に集落が形成されていますが、平地はほとんど無く、川の両岸に山並みが迫っています。
また、駅の西側には一勝地温泉があります。
 
 

 

改札内です。
一勝地駅は簡易委託駅で、左側にある窓口で近距離きっぷを販売していますが、無人の時間帯があります。
『SUGOCA』は利用できません。
駅舎を出て正面は1番のりばです。
駅外から1番のりばまではバリアフリー対応ですが、向こう側の2番のりばへの構内踏切には段差があります。
 
 

駅名標です。
JR九州標準デザインに類似していますが、国鉄タイプをアレンジしたようにも見えます。
『SL人吉』に合わせて茶色地になっています。
 
 

こちらは1番のりばの改札口上に設置されている駅名標です。
国鉄タイプのものが残されています。
 
 

 

一勝地駅は単式ホーム2面2線です。
左の1番のりばは駅舎に面しています。
右の2番のりばは元々島式ホームでしたが、中線が撤去されました。
両ホームは構内踏切で結ばれていますが、1番のりば側は階段しかないためバリアフリー非対応です。
写真は隼人方を望む。
 
隼人方はこの先、もう少し球磨川の峡谷を走ると人吉盆地に入ります。人吉駅ではくま川鉄道湯前線が分岐しています。
 
一方、八代方はこの先、延々と球磨川の峡谷を北上します。起点駅である八代駅の手前で急に平野部に出るまで同じような風景が続きます。
    
   
あとがき  
下車(乗車)時・・・2004年、2011年、2012年             
  
鉄路のみで (水害前時点)  
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内) 
コンビニ・・・・・・なし     
飲食チェーン店・・・なし    
 
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、肥薩線が復旧できたとしたら、ぜひ一度は一勝地駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:JR九州のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)