このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
第25回目は、民営化直後にJR東日本の仙台地区へ投入された交流近郊形電車・719系電車のうち、
秋田地区へ転用され、専用デザインになった0番台秋田色です。
719系0番台は長らく仙台地区や磐越西線で活躍していましたが、
老朽化が目立ってきたため、2016年度よりE721系1000番台へと置き換えられていきました。
その際、2連2本が秋田地区へ転用されました。帯は701系と同じマゼンタ色に変更されました。
しかし、秋田地区で活躍したのは2年程度で、2019年11月に運用終了、翌2020年に廃車されました。
結果としてショートリリーフの形になりましたが、
2連2本(実質4連1本)だけで、かつ701系と機器構成が違うため、異端車として扱いづらかったのでしょうか?