室堂駅【富山県】(立山トンネルトロリーバス。2007年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
富山県南東部、立山町の山間部に位置する、立山黒部アルペンルートを構成する立山トンネルトロリーバスの駅で、弥陀ヶ原・美女平方面に通じる立山高原バスとの乗換駅であり、日本で最も標高が高い鉄道駅である(標高2,450m)、
室堂駅 (むろどうえき。Murodo Station) です。
 
尚、写真は2007年撮影で、古いです。現在は変化が生じていると思われます。
また、車両の写真もありません。ご了承下さい。
 
 
駅名  
室堂駅 (駅番号なし)       
 
所在地  
富山県中新川郡立山町     
 
乗車可能路線  
立山黒部貫光:無軌条電車線 【立山トンネルトロリーバス】   
 
隣の駅  
大観峰方……大観峰駅    
  
訪問・撮影時  
2007年5月
  
 

室堂駅(室堂ターミナル)です。北東を望む。
駅は右に写っている低層の建物です。左側の中層のビルは「ホテル立山」で、室堂ターミナルと一体になっています。
ターミナルの右側には立山自然保護センターがあります。
ロータリー状の駅前広場があり、ロータリー内はバスプールです。

室堂駅からは美女平・富山方面へ向かう立山高原バスが出ています。
ちなみに室堂駅の標高は2,450mで、日本一標高の高い鉄道駅となっています。
尚、ロープウェイも含めると、日本最高地点にある駅は名鉄グループの中央アルプス観光駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅(標高2,611.5m)になります(Wikipediaの本文を引用)。
 
 

駅前は室堂平と呼ばれる傾斜が緩い台地状の区域です。
また、立山ケーブルカーの美女平駅へ向かう立山有料道路(立山高原バスのルート)の室堂駅近くの区間は積雪量が多く、例年春に除雪が行われて通行可能になると雪の壁の中を立山高原バスが通過しますが、この雪の壁は「雪の大谷」と呼ばれ、名所になっています。当然ながら夏へと季節が進むにつれて雪が解けて壁が低くなります。
 
 

立山トンネルトロリーバスの改札口です。
立山黒部アルペンルートの他交通機関と同じく、一般と団体で改札が分離されています。
有人改札です。自動化されていません。
 
 

改札口の右側にはきっぷうりばがありますが、多くの乗客が立山や扇沢から乗り通していると思われ、室堂駅のきっぷうりばは閑散としていました。
 
 

室堂駅はトンネル内にあり、単式ホーム1面1線です。4台のトロリーバスが同時に停車できます。
駅構内はラケット状のループ構造です。
立山トンネルトロリーバスはこの先、すぐに右へ曲がり、立山連峰をトンネルで越えて3.7km東の大観峰駅へと向かいます。
車内より撮影。
 
 

こちらは駅舎内にある立山高原バスの改札口です。
多くの人を捌くため、待機場が広いです。
 
 

また、駅舎内には立食いそば店「立山そば」があります。
私の訪問時は多くの客で賑わっていました。



あとがき  
下車(乗車)時・・・2007年   
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能  
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  (売店あり)  
飲食チェーン店・・・なし  (レストラン、そばコーナーあり)   
 
東京、大阪ともに到達難易度が高いですが、
立山黒部アルペンルートへお出かけの際はぜひ室堂駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:立山黒部アルペンルートのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)